週イチ日記

2009.01.28

無題

 1年でもっとも寒いと言われている「大寒」と「立春」との間にさしかかり、最近は、とても寒いですね。そのうえ、僕は、神戸に住んでいるのですが、神戸には、六甲山から吹き下ろされる「六甲おろし」があり、その寒さを、さらに増幅してくれます。
 ところで、僕は、先日まで、神戸で行われていた西日本の各地域から多くの方が参加する研修に行ってきました。その研修で、九州地方をはじめ多くの方にお会いでき、あまり近畿(関西)圏から出ることが少ない僕としては、他の地域を知ることができるいい機会となりました。
 その中で、研修の初日、沖縄から来られた方ともお話をする機会があり、「神戸は、沖縄とは異なり、寒いでしょう?」と聞いてみました。沖縄は南国であり、新聞紙上の全国の天気欄でも、平均気温が神戸と比べ高いので、僕は当然、『神戸は寒いですね』という答えが返ってくるものだと確信していました。ところが、意外にも、「神戸はあまり寒くはないですね」との返事が返ってきたのです。よくよく聞いてみると、沖縄には山がないので、海から海へと風が吹き抜けて、沖縄も、思いのほか寒いみたいです。他方、その日は、珍しく「六甲おろし」が吹かなかったので、神戸は、あまり寒くはなかったのです。
 つまらないことですが、何故かその返事に敗北感を感じ、その日は終わりました。
 ところが、次の日、僕の気持ちを察したかのように、「六甲おろし」が吹きました。そこで、僕は、早速、その沖縄の方へ駆け寄り、改めて「神戸は寒いでしょう?」と昨日と同じ質問をしてみたところ、今度は、僕の意図する通り、とても寒そうな顔で「やっぱり神戸は寒いですね」との返事が返ってき、何かに勝利した気分になりました(つまらないことですが・・・)。
 寒いのが苦手な僕としては、普段は、「六甲おろし」はあまり吹かないでほしいと思っているのですが、この日ばかりは、「六甲おろし」が吹いてくれて嬉しかったです。
 「六甲おろし」のおかげで、体の外はとても寒かったですけど、体の中は、とても温かかった、そんな1日でした。

2009.01.26

無題

 最近は、寒いうえ、とても乾燥していますね。乾燥肌の僕にとっては、とても辛い時期が続いています。冬は、四季の中でもっとも好きな季節ではあるのですが、この乾燥した空気だけは、耐えられません。そのため、毎年、乾燥対策に頭を悩ませています。加湿器はもちろん、ハンドクリームや化粧水に保湿水などなど、いろんなものを試しています。一定の効果はあるものの、決定的なものには、未だ出会っていませんが・・・。
 ところで、最近の化粧水などには、コラーゲン入りのものが多いですね。コラーゲンは、タンパク質の一種で、体内のたんぱく質の30%くらいを占めているそうです。ある雑誌によると、コラーゲンは、体の成長とも関係があるみたいです。そこで、鍋があまり得意ではない僕も、先日、今話題のコラーゲン鍋(いわゆる美人鍋)を食べてみました。食べる前は、ドロドロしたもので、あまり美味しくないんだろうなと思っていましたが、いざ食べてみたところ、思いのほかあっさりとしたものだったことには驚かさせました。これなら、むしろとんこつラーメンの方が、ドロドロ感が強いです(ちなみに、とんこつラーメンは極端にドロドロしたものでなければ、好きです)。また、美味しかったです。そして、次の日は、コラーゲン鍋を食べた目的ともいうべく、いつもより、肌にハリがありました。この乾燥した時期に、あれは、ありがたかったです。
 今年も、例年通り乾燥していますが、コラーゲンの力を借りて、なんとか乗り切りたいものです。

2009.01.21

無題

 突然ですが皆さんの家にたこやき器はありますか?
大阪出身の方なら「家にたこやき器があるの?」と聞かれたことが一度ぐらいはあるはずです。
 「大阪は一家に一台たこやき器」というのは大げさかもしれませんが、何台も持っている家もあるので、平均したら一家に一台になるのかもしれません。ちなみに我が家にも一台あります。
 昨日の夕方、6歳になる甥っ子から電話がありました。「今日の夜、お家でたこやきパーティーするから来られへん?いっぱい用意してるから。」と。
 夜になって行ってみるとテーブルの中心にたこやき器、その周りにはたこ、天かす、ねぎ、しょうが、チーズ、キムチ、ウインナー。ソースにマヨネーズにしょうゆにポン酢、かつお節、青海苔などなどが並んでいました。
 次は何を入れる?などとワイワイ言いながらたこやきを作りました。誰が作っても何を入れてもそれなりに丸くおいしいものになるので子供たちも楽しそうでした。
 そしていよいよお腹もいっぱいになってきた頃、仕上げのデザート作りです。たこやきの生地に少しハチミツと牛乳を入れ、たこの変わりにはチョコレート、そして焼きあがったあと上にバターを少し塗って食べました。意外と美味で一同大満足でした。
 このようにたこやき器をお持ちの方ならお店では食べられないようなちょっと変わったオリジナルのこだわりの具がそれぞれの家庭にあると思います。様々な具を持ち寄り、様々な味を試食できるのもたこやきパーティーの魅力です。今回は用意しなかったのですが、その他にもこんにゃく、ちくわ、コーン、ベビースターなどを入れたこともありますし、ホットケーキの素でデザートを作ったこともあります。
 失敗することもありますし、あまりやりすぎると、もはやたこやきとは呼べないのかもしれませんが、たこやき(器)の世界は無限です。
 そして、このようにして、たこやきの文化は次の世代に受け継がれていくのです。

2009.01.19

無題

 寒い日が続き、いよいよ冬本番らしくなってきました。
 「冬だから温泉に行こう!」と思い立って、先週の連休を利用して温泉に出掛けました。
 行き先は名前の響きだけで決めた「湯布院」。九州は暖かいだろうとの予想に反して、大分空港に降り立つとなんと雪。レンタカーを借りたのですが高速道路は通行止めで、一般道でも山間部はチェーン規制。癒しを求めて行ったはずが緊張感たっぷりのドライブとなってしまいました。
 何とか無事にホテルに到着しましたが、スタッフによると大分県でも湯布院エリアは氷点下になることもしばしばで、年に数回は数十センチの積雪があるとのこと。完全にリサーチ不足でした。
 でも、一旦ホテルに着いてしまえば、そんな緊張感など嘘のようにゆったりした時間が流れ、料理もとてもおいしく、何といっても小雪が舞う露天風呂、まさにこの世の天国。ここまで来てきてよかったと心から思いました。
 そんな満足感に浸りながらの帰り道、また恐る恐る車を走らせていると看板に「別府」の文字を見つけました。せっかく近くまで来たのだから寄ってみることにしました。
 別府市内に入るとあちこちに「ようこそ『地獄』へ。」と書かれた看板がありました。
 さっきまで僕が天国だと思っていた温泉。その噴出口のことをこの辺りでは「地獄」と呼んでいるそうです。
 そのネーミングの面白さに惹かれ「地獄めぐり」をしていくことになりました。付近にある8つの地獄をすべて見てまわりました。青、白、赤、泥など様々な泉質の熱湯が大量に噴出し、轟々と地鳴りがし、近づくとほんとに地獄のようで恐怖さえ感じました。
 前日の温泉はのんびりとした天国のようなイメージ。一方、目の前の地獄は文字通り地獄のイメージ。同じものでも目線や捉え方を変えることでまったく正反対に見えてしまうことに驚き、観光地なのに「地獄」などとマイナスな響きの名前を付けたことにも感銘を受けながら帰路につきました。
 毎日目の前を当たり前のように過ぎていく様々な出来事も少し見方を変えたり、思い切って逆から見ることで新たな発見があるのかもしれません。そして何事も事前の調査や準備も大切です。癒されただけでなくまた何かヒントをもらったような気がします

2009.01.18

無題

 初めまして、今年から当事務所でお世話になることになりました森岡と申します。
 去年までは同じ淀屋橋にある法律事務所で勤務しておりました。
 そこでは弁護士の先生方、事務職員の方々に大変お世話になり、その経験を今後の業務に活かしていきたいと思っています。
 お正月休みも終わり、みなさんも徐々に普段の調子を取り戻してきた頃ではないでしょうか。
 先週はかなり厳しい寒さでしたね。朝、駅まで自転車に乗っていると寒さで顔が痛くなるぐらいです。
 私は比較的寒さには強い方だと思っていたのにこの寒さには負けそうになります。
 気象庁の予想では、この冬は暖冬だと発表していたので冬の寒さを侮っていました。
 この寒い時期にいつも思い出すのは少年野球の頃の思い出です。
 私は小学二年生の頃から地元の軟式野球のチームに入っていました。
 そこでは、月曜日以外の毎朝5時から練習があり、ただでさえ眠くて起きるのが辛いのに冬の早朝の寒さが追い打ちをかけ、「練習行きたくないない病」に毎日かかってしまいます。
 そんな調子なのでよく母に起こされ、やっとの思いでグランドに向かうのですが、着ていける練習着は、ジャージにチーム指定のナイロンでペラペラの薄いグラウンドコート1枚だけなのです。ですからカイロは欠かせません。カイロはかじかんだ手を温めたり、寒さで固くなったグローブを温め、捕球の痛さを和らげたりします。
 冬の朝は薄暗く、野球のボールは見えないのでまずはサッカーをして体を温めます。
 サッカーといっても子供がやるサッカーなので、サッカーボールが飛んだ方向にみんなが飛びつきボールの取り合い、取ったらひたすらゴールに向かって走る。そんなルール無用のサッカーが終わった頃には、体はグラウンドコートがいらないほどホカホカに温まりました。
 今思えば、朝早くからよくそんな練習に行っていたなあと当時の自分には感心します。
 この時期、布団からなかなか出られない今の自分にも少しは見習ってもらいたいものです。

2009.01.14

無題

 今日が「成人の日」だということも忘れて、暖かい部屋の中でゴロゴロしながら、テレビのチャンネルをかえていると、ケーブルテレビの地域情報番組が映ったところで、リモコンを持つ手がとまりました。
地元の成人式が生中継されており、これから「国歌・市歌斉唱」にプログラムが移っていくところのようです。ボーッと見ていると、市長の挨拶が始まり、新成人にエールを送っています。
 私は、ちょうど10年前の新成人です。テレビを見ながら、10年前の成人式を思い出していました。成人式といえば、久しぶりに旧友と再会し、その後みんなで堂々とお酒を飲みに行くなんていうのが、よくある風景なんでしょうね。
 しかし、私の場合は少し違いました。旧友と再会したところまでは良かったのですが、式典が終わるとすぐに式場を後にしました。なぜか、温泉に行こうということになったのです。なぜ温泉だったのか、誰が言い出したのかは忘れてしまいましたが、とにかく温泉でした。
 友達の車に乗り込み、目的地は有馬温泉に決まりました。多少迷ったりしながらも、何とか無事に有馬温泉に到着し、早速入浴のみさせてくれる施設を探しました。しかし、恥ずかしながら、私たちの所持金で入浴できるのは、公衆浴場だけでした。風呂あがりに、コーラを飲みながら、「今度来るときは、豪華なホテルに泊まれるように、がんばって稼ごうな」なんて話をして、大阪に帰りました。
 10年前の1月15日のことです。当時はちょっと後悔しましたが、今となっては良い思い出です。

2009.01.12

無題

 今日1月12日は成人の日です。私は成人の日といえば1月15日という頭があり、未だに慣れませんが・・・。今年の新成人は平成生まれということで、例年の成人の日に比べて、何だか年月の経過を実感してしまいます。皆どのような気持ちを胸にこの節目の日を迎えているのでしょうか。

 二十歳の頃といえば、私は特にこれといってはっきりした信念や、大きな目標というものは持っていなかったように思います。自分の将来の仕事についても、所属する学部に多少なりとも関係のある仕事に就きたいなぁと漠然としか考えていませんでしたし、自分が築く家庭像というのもなかなか想像しがたいものでした。

 あれから14年経た現在、司法書士を業とし、結婚して子をもつようになりましたが、成人の日の今日、あの頃の二十歳の自分が今の自分を見てなんとコメントするだろうかとふと考えてしまいました。

   全然なってないなぁ!!
   もうちょっとなんとかならんか?
   まぁ、そんなもんでしょ。
   すばらしい!上出来!!!

 まずはないですね。そんなに簡単に満点を与えてはいけません。でもない・・・・ことを願います。
となると、かですが、のような気もするしのような気もするし微妙です。 ちなみに皆さんは、二十歳の自分から見た現在の自分の評価はどんなもんでしょうか。

 何はともあれ、これからもまだまだ長い人生は続きます。これからの人生を歩む中で、少しはに近づけるように、いや、と断言できるように日々精進していきたいと思います。

2009.01.07

無題

明けましておめでとうございます。
旧年中はたくさんの方に非常にお世話になりました。本年も皆様どうぞ宜しくお願いします。
 さて、年が明けて早くも1週間が過ぎました。1月7日は無病息災を祈って、セリ、ナズナ………というのはどうも2年前に書いたようですね。
 では今年は雑煮のお話で。
 突然ですが皆さん、雑煮の餅はいくつくらい食べます?
私の実家は皆一人4、5個くらいは食べます。(多分食べ過ぎ?)
で、私は今年、妻の実家(広島県尾道市)で正月を迎えたのですが、義母から「餅は何個食べる?」と聞かれて、つい自分の実家のノリで「5個くらい」と答えてしまいました。一同大笑いの後、「で、何個?」と聞き直されました。どうも冗談と思われたようで、慌てて今度は少し控え目に「3個お願いします」と私。「よく食べるねー!!」と驚かれながらも今度はなんとか受け付けてもらえました。
 餅の数はもの足りませんでしたが、澄まし汁風の雑煮(アナゴ入り)は上品な味で、美味しくいただきました。
 そうそう、雑煮と言えば地方により様々な特徴がありますね。
私の父の出身地(岐阜)では醤油味、母の出身地(鳥取)ではなんとぜんざいだそうです。関西は白味噌が多い………んでしたっけ?
 いろんな地方のいろんな雑煮を食べてみたいもんだと毎年この時期は思います。
皆さんの実家の雑煮はどんなのでしょうか。非常に興味あります。
 ちなみに昨日は独り自分の実家に行って、醤油味の雑煮で餅6個を食して参りました。あとは年末年始で増えに増えた体重をいかに戻すかだけですね………

2009.01.05

大切なこと

 今日は少し寒さが緩んだものの、年末年始の冷え込みは相当だったように思います。まさに冬、これからもう少し寒くなるのでしょう。少しは雪の降る日もあったほうが四季を感じられていいのではないか。そんな気分でお正月を過ごしていました。
 年末年始は久々のまとまった休みでした。普段連休をとらない私には、家族と過ごす大切な時間です。私と妻それぞれの実家へも帰り、はしゃぐ孫の姿に目を細める両親を見て幸せを感じていました。妻の父親が、孫のために買ったDVDの映画を孫に見せてくれました。5人の子供がチョコレート工場に招待されるという、あの映画です。「ただただ食いしん坊」「向こう見ずな自信家」「親のお金でなんでもかなえてしまう子」「科学一辺倒の頭でっかち」「家族を愛する純粋無垢な子」。チョコレート工場の見学をするうちに、それぞれの行き過ぎた長所が原因で、一人ずつ脱落し、最後に残ったのは、想像通りのあの子でした。
 なにごとも、行き過ぎは自ら自身の身を滅ぼします。世の中には全くの作り話がたくさんあります。この映画だって非現実です。しかし、その中にこそ真実があるように感じました。わが子には、映画のテーマなんて分かりっこありませんが、またいつかわかってくれればいいとわが子を見つめました。

ブログ内検索

カレンダー

«1月»
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

大阪中央合同事務所

〒541-0045
大阪市中央区道修町2-5-9
イトヨシビル4F
TEL:06-6205-5858
FAX:06-6205-5859

ページの先頭へ