週イチ日記

2011.04.25

無題

 僕はまだ観ていないのですが、先日「阪急電車」という映画が関西先行で公開されました。
 この映画、阪急電鉄100余年の歴史を往年の名車とともに振り返るという渋めのドキュメンタリーではなく、阪急今津線という片道15分のローカル線を舞台に、そこに乗り合わせた乗客達の一瞬の交流を描いた人間ドラマです。
 早くから注目していた映画なので、先だって同名の原作本を読んでみました。というのも、この阪急今津線。宝塚市西宮市を南北に結ぶ10キロ弱の短い路線なのですが、宝塚に住み、そして宝塚をこよなく愛する僕には馴染みの深い路線です。原作本にも、よく知っている駅や施設の描写が多数ありました。見慣れた風景がどんな風に映像化されるのかなと考えるとワクワクします。普段ジャージばっかり着ている女の子が、急にワンピースなんか着てきて「え!そんなに可愛かったの!?」みたいな感じの驚きがあるとすごく嬉しいです。
 なので、もしタイトルが「南海電車」とか「京阪電車」だったりしたら、多分そんなに興味を示さなかったと思います。「大阪市営地下鉄~御堂筋線~」だったら、ちょっと興味を持つかもしれません。どんな映画になるんでしょうかね?「好っきやねん!」とか言うんでしょう。きっと。
 それはともかく、地元が舞台の映画なので、是非とも地元の映画館で観たいと思っているのですが、どうやら暫くは難しそうです。宝塚市には映画館が一つしかありません。それも数十人座ったら満席になるような小さな映画館です。すいている時は(大体すいている)、大きなプライベートシアターみたいで風情もあるのですが、上映初日は一番遅い回まで満席だったみたいです。それだけ地元の関心も高いというか、みんな宝塚が好きなんだなと思うと、何となく心温まります。肝心の映画は、気付いたら上映終了していたという結末を迎えそうですが

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