週イチ日記

2011.06.06

同じ

 衣替えの時期ともなると、蒸し暑い日が増えてきました。今日も暑くなるとの予報です。最近は堂々とノーネクタイでも受け入れられる風潮が出来ている感があり、これからの季節は本当に助かります。
 暑さとは全く関係ありませんが、最近始めたことが2つあります。ここ数年、大げさですが年齢を感じることが多くなってきています。いつまでも若くはありません。若干ですが体力が衰えています。筋力も衰えています。このままではいけないと、腹筋・腕立てをしています。少しずつながら、継続することにポイントを置いています。もう一つは、自分でも意外なのですが、小説を読んでいます。家族からも意外だと言われています。いつも持ち歩く仕事の鞄に必ず入っています。これといったきっかけはありません。急に読みたくなったのです。今年の正月、妻の両親の実家へ帰省中、本屋に行きました。結構長い時間いたことも手伝って、いつもなら素通りする小説コーナーの前で立ち止まりました。文学作品と言われている小説がつまった、ある作家の文庫本を手にしました。教科書でも読んだことがあります。でもあまり覚えていません。ぱらぱらめくっていると、文章末尾に、「(大正○○月)」と書かれています。すべての小説がそんな具合です。あたりまえのことですが、今から100年近く前に書かれた小説です。そのことに何か感じるものがありました。読んでみようとすぐに思いました。少しの時間でも読み切れるように短編集を買いました。手放しで褒めるわけではありませんが、やはり、古いものには珠玉が詰まっていました。自分を顧みる良い機会になりました。
 今と昔では生活様式が全く違います。ことば一つとってみても、昔のものはわからないものが多いです。しかし、人間がその営みの中で考えていたことは、そんなに変わらないのではないかと思いました。同じことを悩み、同じことに喜びを感じていたのでしょう。そんな中に、これからの自分を考えるヒントがあるように思っています。

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