週イチ日記

2011.08.22

無題

 森内さん。名人復位おめでとうございます。
私は将棋が好きです。とくに対局ではなく、将棋の世界が好きです。鉄道オタクで言う所の『乗鉄』ではなく、『撮鉄』に近いです。余計分かりにくくなりましたが。
 将棋の世界の何が好きか言うと、プロ棋士の世界、日本将棋連盟に関わる将棋が好きです。当然ご存じと思いますが、毎週水曜日、駅構内で販売されている週刊将棋(新聞)も読みます。一般新聞は、嫁さんの実家から読み終えを貰ってきて済ませますが、週刊将棋はそうもいきません。嫁さんの実家にはありませんから。なので、朝に時間があるときは330円出して購読します。
゛330円!? 高っ゛
そう思われた方もいらっしゃると思います。私もそう思います。しかし、その分、内容は濃いです。記事は盛り沢山です。
 話をプロ棋士の対局に移します。
プロの将棋棋士になるには、奨励会という全国から選りすぐりの天才児が集まり、プロ棋士を目指すプロ育成組織のリーグ選を勝ち抜かなければなりません。奨励会からプロ棋士と呼ばれる四段に昇段できる人数は年わずか4人です。この狭き門をくぐり抜けた精鋭が日本将棋連盟所属のプロ棋士です。このようなずば抜けて将棋の強い人間は、ずば抜けて変人が多いのです。有名な話で、加藤一二三九段(かとうひふみ九段)という過去に名人位を得たプロ棋士がいます。
 ある日、同じくプロ棋士の先崎八段が、対局中で昼食休憩をとっている加藤九段を見つけました。先崎八段は、対局休憩中に対戦者側に廻り込んで、現在の局面は相手側にどう映っているかを確認する加藤九段の癖を知っていました。例によって盤を睨みつける加藤九段。さてどんな局面かと先崎八段が近づくと、ひっくり返りそうになったそうです。その局面は先後同型。つまりどこから見ても全く同じ駒の配置です。それでも加藤九段は相手側に立って、5分10分、じっーと盤を睨み続けていたそうです。
 このように面白い人間が多数関わってい将棋の世界が僕は好きなのです。

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