週イチ日記
2012.03.12
花粉症
先週位からやっと少し暖かくなってきたと思っていたら、今年もまた花粉症の季節がやってきた。
いったいいつから花粉症になったのだろうか。
我が家は山間部のため、風の強い日には山から煙が上がっているのかと思うくらい杉や桧の花粉が飛んでいるのが見えるし、車、窓のサッシなどにも積もるほどである。
対策としては、市販の鼻炎薬は眠気を催すため、即効性には乏しいが漢方薬の小青竜湯と、和歌山県北山村に自生する「じゃばら」という柑橘類の果汁を飲んだり、鼻の周りに塗って花粉、ホコリなどの吸い込みを防ぐ薬、などに毎年お世話になっている。
ところで、近年の花粉症の原因である杉や桧は、戦後の植林により急激に増え、近くの山々はほとんどこれらの木で覆われている。
ところが広葉樹と違い、根が浅いため土地の保水力が弱く、豪雨災害では地滑りしやすいと聞く。
しかし、住宅用建築資材としての杉、桧の需要が低く、コスト面からも手入れされずに放置されている山々を眺めるにつけ、花粉が飛びきる5月頃までじっと待つしかないこの頃である。