週イチ日記

2012.07.30

花火の見方

 花火の季節です。各地で毎週のように花火大会が開催されていますね。

今年こそ何処か見に行こうかと思いつつも、暑いしなぁ混むしなぁ~などと考えると、
どうも気後れしてしまいます。
幼い頃、毎年夏休みになると富田林市の祖父母の家に遊びに行くのを楽しみにしていました。
PLの花火を家から観覧できるからです。
建物が震えるほどの轟音と、真昼の日差しのように明るい巨大な花火を眺めていると、
何か歴史的に重大な一瞬に立ち会っているみたいでワクワクしたものでした。
あの大迫力の花火を、かき氷片手にVIP席(ベランダですけど…)で悠々と観覧できたのは、
今にして思えば結構な贅沢だったかもしれません。
なので、幼少の頃より花火ブルジョワジーとして育成されてしまった僕としては、
暑い中何時間も前から場所取りをして、
人混みに揉まれながら帰宅するような花火観覧には到底馴染めないわけです。
ところで、先日、淀川花火大会の運営に関わる方とお会いしました。
色々聞いたのですが、とにかく毎年予算のやりくりが大変厳しいことを強調されていました。
花火打ち上げのみなら、数千万円くらいで出来るみたいですが、
運営スタッフの人件費等に本来2億円くらい必要なんだそうです。
予算は基本的には地域の方の寄付金だけなので、昨今の経済情勢では集まりも芳しくなく、
足らず分はボランティアスタッフに頼らざるを得ないわけです。
僕なんかは(そんなに大変ならやめちゃえばいいのに…)と思うのですが、
氏の熱意と言うか、その場の成り行きで、
結局花火当日のボランティアとして参加することになってしまいました。
花火ブルジョワジーの僕が、あろうことか、当日現場で誘導係になって、
人とか汗とかゴミとかにまみれることになるとは。
どうやら僕は、花火プロレタリアに凋落してしまったようです…
そうは言っても、実は当日を結構楽しみにしています。
他のスタッフの方との交流や、終わった後のキンキンに冷えたビールを思うと今からワクワクします。
花火には、そんなになんですけどね。
まあ一生に一度くらい、こんな花火観覧も有意義なんじゃないかなと思っています。
それでは、最後になりましたが、皆さんのご来場を心よりお待ち申し上げております~

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