週イチ日記
2013.10.28
天職
天から授けられた、自らに最も合った職業。
と辞書をそのまま引用すると、すごく大それた印象を受けますが、
自信家でない私でも、そう感じています。
この事務所に来て早半年、毎日の業務が楽しすぎてあっという間に過ぎてしまいました。
試験勉強をしながらというのもあり、昨日の勉強が、今日の実務で使えている!
なんていうときには、楽しさとうれしさのあまりことある毎に、にやにやしてしまいます。
仕事なのに楽しい。なのにお金までもらえてしまえる。そんなことでいいんでしょうか。
なんか申し訳ない気がしてきます。本当に。
そもそも司法書士を目指そうと思ったきっかけは色々とありますが、
まず試験を合格しなければ、お話にならないこともあり、その先の事は漠然としか考えていませんでした。
ですが、今では明確な目標が見つかり、より勉強に身が入ります。
もちろん失敗もあり、怒られもします。それなりに気落ちもします。
が、前に進むのに壁がなければ、進み甲斐もないもんです。と思えば怒られることすら楽しいです。
いや、決して反省していない訳ではないですよ。もちろん。
そんな私ですが、この十月末日を持って、退社することとなりました。
生まれて初めて、仕事が楽しいと思えた半年間でした。
次は試験合格者として、このコラムを書けたらと思います。
ありがとうございました。
2013.10.21
趣味
暑い夏も過ぎ、朝晩は肌寒くなりましたが、昼間はたまに暑かったりで、ややこしい季節です。あまり趣味がない僕ですが、この時期になるとここ数年楽しみにしていることがあります。それは、大学アメリカンフットボールの試合です。秋のリーグ戦の後半戦は、毎年スタジアムで観戦しています。ルールを完璧に理解しているわけではありませんが、ずっと見ていれば少しずつですが何となく解ってきた感じです。
アメフト観戦歴はもう24年くらいです。初めて見たのは小学校1年生の時で、アメフトファンの父親に連れて行ったことがきっかけです。その時は「アメフトって何?」みたいな感じでとりあえず行っては、試合も見ずにスタジアムの中を探検して遊んでいました。当時、小学生でしたので大学生は大きいしテンションの高さについていけず、応援に興奮し過ぎた大学生に変に絡まれ、怖かった記憶もあります。
母校のアメフト部は、2年連続学生王者になって強いチームなので、現役の学生だけでなく同窓生のファンもスタジアムに駆けつけている感じです。僕の大学時代の友人は、試合を見るためだけに名古屋からわざわざ来ていました。大学を卒業してからも、先輩の父と姉と3人で見に行くこともあります。
シーズンの前半戦は、下位のチームとの試合なので勝って当たり前です。わざわざ見に行くことはありません。後半戦になると学生王者になったチームとの試合なので面白いです。どのスポーツでもそうですが、強豪同士の試合は見てて面白いし興奮もします。得点を決めるとスタンドの歓声の「ワァー!」の叫び声は本当に興奮しますし自分自身もストレス発散になり気持ちがいいです。
最終戦を見に行くときは席取りのために数時間前にスタジアムに到着してないと良い席が取れません。観戦するのもある意味戦いです。ここ数年は全勝ですが、今年はどうなるでしょう。当然3連覇して社会人王者を倒してもらいたいですが、スポーツなのでわかりません。残りの試合を感動するような試合を望みます。おしまい。
2013.10.14
天空の城
まだまだ暑い日もありますが、秋晴れが続くこの連休に「天空の城」とも呼ばれる竹田城址へ行ってきました。大阪から車で3時間ほどですが、途中で豊岡の出石そばを食べるなど寄り道しながら、下調べもせずに行ったのですが、観光シーズンでもあり思った以上に人が多かったです。
竹田城址という言葉からもわかるとおり、すでにお城はなく石垣のみが山の頂上に残されています。関ヶ原の合戦までは竹田城は存在していたのですが、城主が西軍であったため、敗戦後徳川家康により取り壊しが命じられたとのことです。周りに大きな山もなく頂上からの見晴らしもよく遠くの敵もすぐに確認でき、攻めるにも馬では登ることができないため、守りには堅牢な城であったことは容易に想像できます。攻めるなら、兵糧攻めをされると厳しいのかなとあれこれ考えてしまいました。
竹田城址は、最近観光スポットとして人気がでたため周辺には駐車場も少なく、お土産屋すらありません。しかも山頂にあるため車では行けませんので、山の中腹にある小さい駐車場まで行って登るか、麓で駐車場に停めて登らなければなりません。14時頃に現地についた私たちはもちろん中腹の駐車場など空いているはずもなく、麓の駐車場まで車の行列ができていました。さらに先月の台風により、登山道が崩れたため、迂回して登らなければならないとその時初めて知りました。麓からは竹田城址まで徒歩で1時間かかりました。かなりの急勾配でしたが、幼稚園の次男も頑張って登ることができましたがそれより小さい子供は、ちょっと難しいかもしれません。
今ぐらいの時期には朝早く行けば、雲海が見ることができることもあるそうです。私もテレビで一度竹田城址からの雲海を見たのですが、雲海の上に城址があり、まさに天空の城の呼び名にふさわしい光景でした。現地で実際に見てみたかったのですが、いつでも見られるものではなく、運がよければ見られるそうです。
2013.10.07
秋
数年前の秋、解体修理される直前の奈良市西ノ京にある国宝薬師寺東塔(かつてフェノロサが「凍れる音楽」と評した優美な塔)を見学に行き、遠目には分からないものの、間近で見るとかなり痛んでいる箇所の多さに驚いた覚えがあるが、現在、その東塔の頂上から降ろされた総高193㎝の水煙が公開されている。
制作年代については、1.藤原京の本薬師寺から移されたとする白鳳説と、2.薬師寺が平城京に移った際に作成されたとする天平説とがあり、いまだに決していないらしい。
この秋(11月30日まで)、普段は地上約30mの高さにある飛天が地上に舞い降りている間に、「東塔水煙降臨展」を見に行こうと思っている。