週イチ日記
2013.11.05
父になる
11月に入り、一気に寒くなってきました。いよいよ秋も終わりに近づいています。今年あともう少し、やり残しのないように過ごしていきたいと思います。
先日久しぶりに映画を観に行ってきました。親子そろってというのは何回もありますが、今回は妻と二人です。あまり趣味の合わない二人ですが、合ういくつかのうちの1つです。二人で映画なんて、子どもが生まれてから初めてではないかと、少し違う緊張感につつまれました。カンヌ国際映画祭の賞をとったとかなんとかで少し話題になっている、親子がテーマのあの映画です。親子を決めるのは、血か時間か…。言い換えれば、子供にとって父親とは何で決まるのかという、考えさせられるテーマです。情けないですが、私は父親として満点には程遠いと思っています。色んな役を演じないといけない立場、年代です。家庭と仕事だけではありません。でも、それを言い訳にはしたくありません。この映画を観て、そんな自分を反省するとともに鼓舞される思いでした。
この親にしてこの子あり…、蛙の子は蛙…、とんびが鷹を生む…、血は争えない…親子に関する諺は山ほどあります。親子だけに限ったことではありません。共に過ごした時間は、そんなちっぽけな詞を簡単に吹き飛ばすぐらいの重みを持っているのではないでしょうか。大事なものを見失わないようにしたいと思います。