週イチ日記
2014.06.23
土産
大阪土産はとても難しいです。実家のある大分県に帰省した際の土産は、それほど迷わずにすみます。真空パックされた関アジ関サバや、大分県民が日本一消費している鶏肉を土産用に加工したもの、ビン詰めのかぼす汁、干ししいたけ、銘菓ザビエル、ルイサetc。ベタともオーセンティックともいえる、知る人ぞ知る土産が、けっこうあります。
そして私は現在、近々に大阪土産が必要な状況にあります。
関西圏には美味しいものがたくさんあります。手の込んだ料理は関西が一番美味しいだろうと確信もしています。
しかしながら、土産となると何が良いのか、毎度悩みます。
“551、ひとく餃子、この暑さで もつかな~。 お好みにタコ焼き、さすがに焼きたては無理やしな~。 水ナスかぁ、うまいけどな~。 それのみってのもな~”
現在も悩みは続いています。 が、光明はうっすら見えています。
それは、日本酒です。 酒好きの彼(土産を渡す相手です)ですから、酒は喜ぶはずです。
酒蔵の多い関西です。 出張っていけばうまいお酒が購入できます。
これでひとつクリア。 残りは彼の子供たちへの土産です。 これは本当に難題です。
いまの子供は何に喜ぶのか、見当がつきません。
妻に相談しました。
「土産どうしよう」 「何でもいいやん」 「何でもって、分からへんのや。子供が何を喜ぶか」
「そやな~」 思案する妻。
「あれでいいやん。 あれで」
「あれって、なんやねん」
「通天閣」
「通天閣?」
決定。 採用です。
私は土産として、日本酒と通天閣の何かを買います。
ベタであり、オーセンティック(王道)である大阪土産は、やっぱり、
通天閣の何かです。
子供が喜びそうな何かが何になるかは、現地(新世界)に行って考えようと思います。