週イチ日記
2015.06.15
夏の楽しみについて
もうすぐ夏がくる。アウトドア大好きな人にとってはワクワクする季節なんだろうけど、そうではない僕にとっては暑いだけの憂鬱な季節の到来だ。まあ、いぢけていても仕方ないので、僕なりのささやかな夏の楽しみを再確認して気持ちを高めていくのが今回のコラムのテーマです。
それでは、俺流夏の楽しみトップスリーを発表します。
第3位。風鈴の音色。
熱中症寸前の状態でも、微かな風に乗ってチリーンと聞こえてくれば、心に沁みて暑さを一瞬忘れる。実に風流だ。そんな奥ゆかしい風鈴の音でもご近所騒音トラブルが起こる昨今。せちがらい。風の強い日は確かにうるさいけども。
続いて、第2位。
自宅のベランダからみる花火大会。
人混みもないし、帰りの電車の心配もせずにのんびり観覧できる。なかなか贅沢だ。ただ一人で見ていると、花火の散り様に来し方いく末みたいなことをふと考えさせられて、なんか落ち込む。そもそも一人で花火を見ていても、そんなに楽しくはない。
栄えある第1位。
暑い日の仕事終わりの、太陽が沈みきらないまだ明るい空を見上げながら飲むチリチリに冷えたビール。
ビール好きの人なら、これ以上の説明は不要だろう。簡単に実現できそうだけど、「明るい空」ってとこが意外と難しい。暑いとどうしてもダラダラしてしまって仕事が長引いてしまうからだ。まあ結局のところ、日が暮れていても飲めれば全然いい、というところはある。
若干毀誉褒貶のあるランキングになったが、こんな風に考えると夏も結構楽しいじゃんと思えなくもない。しかし、我ながら本当に地味なランキングだと思う。