週イチ日記
2017.01.02
導く
あけましておめでとうございます。元日は、結構冷えたように感じました。久々の連休で、こんなに長く息子と過ごしたのは、本当に久しぶりのような気がします。
毎年正月休みに何か新しいことを始める習慣ができてしまった感があり、今年は何を始めようかと考えたものの、これといって思いつかないまま年末年始の休みに突入してしまい、やけに落ち着かない気分で初日を迎えました。息子も小学校高学年になり、塾に行き始めた中で、妻に聞くと、どうやら社会の点数が思わしくないようでした。たまたま息子の机の上にある冬期講習テキストをみました。歴史です。驚きました。結構細かな知識まで載っています。息子に試しに問題を出したところ、案の定でした。なら、今年は歴史でも勉強し直そうかという気になりました。歴史は全ての基本ですし、自分という人間に深みを与えるいい機会です。自身の受験時代を思い起こし、息子と二人で、勉強を始めました。進むにつれ、私の方は懐かしさもあり、真剣さもあり、かたや息子の方は勉強のコツをつかみ始めたか、回答率もぐんぐんあがりました。いい導き方ができたと思います。息子も素直に嬉しそうです。
いつも思うことがあります。学校にしろ、家族にしろ、事務所にしろ、社会にしろ自分ひとり成り立っているのではありません。切磋琢磨し、あるいは教えを請い、あるいは感謝し、あるいは導き。いかなる集団にも他者への気遣いがかかせません。その集団を構成する一人一人がそんな気持ちを忘れなければ、その集団のパワーは計り知れない結果をもたらすことでしょう。