週イチ日記

2019.01.03

始めることやめること

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。年男の今年、なぜか早く事務所に行きたくなり、2日に半日だけ事務所に行き、新年の片付けと掃除に行ってきました。
 新年から始めること、新年からやめること、新年から控えること、人それぞれだと思います。今年の私はというと、やめることはありません。控えること1つ、始めること2つです。始めることのうちの一つは、相手のある事ですが私の行動次第です。始めることのもう一つは、相手のないことで、4年計画です。自分の頑張りしだいでは、さらに短くもできます。私が4年経った後も、外見では分かりませんが、中身が変わっています。今後の人生を豊かにし、視点が変わるかも知れませんし、楽しみでもあります。若いころの自分は有言実行でしたが、今年の2つは、まあ、半言実行というあたりでしょうか?
 なにか区切りがあるというのは、気持ちを切り替えるには絶好の機会です。一日の区切り、一か月の区切り、一年の区切り。こんなチャンスを逃すわけにはいきません。ものにしたいと思います。

2018.12.23

少し豊かに

 今年は暖冬との予報どおり、少し寒くなってはまた気温があがるという、なかなか真冬の気候になりません。居酒屋でも、まだお湯割りを頼むことはなさそうです。
 何年か前にお客様と飲んでいるときに、涙もろい云々の話になったことがありました。私は、相当涙もろいほうだと思います。映画でも、小説でも、インタビューでも。思い起こせば自分の結婚式でも泣いていました。そのときは、親の私に対する愛情、特に、若いころに反目しあっていた、父親の愛情を感じて、泣いてしまったのでした。お客様が泣いたのは、ネットで「タ○のCM」と検索したら出てくる動画、とのことでした。普段がらっぱちのお方が泣くんだなあと意外に感じた記憶があります。いくつか話があるともおっしゃっていました。その日、家に帰り、私も早速観てみました。予想通り、泣きました。察するに、保険会社のCMか何かだと思います。中でも医師の話が大好きです。わたしも、そんな人物になりたいと思いました。
 人生は限られています。自分ですべてを実体験できるはずもありません。小説や映画、誰かのインタビュー、何か感じるものがあれば、それだけで人生は昨日よりもほんの少し、豊かになるように思います。

2018.12.19

新たな自分

 ようやく12月らしい気候になってきました。忘年会が続きますが、仕事に影響がないように、飲む量もほどほどに控えようと思います。
 先月から大きな変化がありました。今までは、ゆっくりとする時間の隙間もないくらい忙しい毎日を過ごしていましたが、先月、ともに働いてくれるスタッフが増え、効果覿面。一日のうち、ものを考える時間をとれるようになりました。お客様のかゆいところに手が届くサービスを考え、事務所の将来を考え、家族のことを考え、人生を考え、精神的にもいい日々を過ごせるようになっています。家の風呂で湯船にゆっくりつかれる時間が出来たことも、その効果です。ジャロジーを開けて網戸にし、冷たい外気を取り入れます。星空は眺められませんが、さながら露天風呂気分です。ほんの五分、それでも今までにない贅沢な時間です。
 風呂をあがり、一気に現実に戻りますが、生まれ変わるほどではないにしろ、新たな自分になった気がして、お金のかからないいい非日常です。

2018.12.09

1001勝

 いよいよ冬の到来です。朝晩の冷え込みがきつくなってきました。湯船につかりながら、心地よい時間を過ごすのもまた、この時期ならではの場面です。
 そうやって今年を振り返る時期になりました。何事も一朝一夕にはいきません。今年は、一日一日頑張れたと自負しています。かつて、千◯の富士関が言ったことばを思い出します。1000勝を達成したとき、インタビュアーから次の目標はと聞かれて「1001勝です」と答えました。おっしゃる通り、1500勝するためにも、2000勝するためにも、まず1001勝しなければなりません。その次に1002勝しなければなりません。そんな当たり前のことを、偉業を達成したその瞬間に言葉に出来ると言うのは、いかに一試合一試合を大事に生きているかということを物語っているように思いました。
 今年の8月1日、19周年を迎えた自分に、自問自答しました。次の目標は?
「19年と1日です」

2018.12.06

揚々と

  少し暖かい日が続きましたが、これからぐっと冷えこんでくるとのことで、真冬もそこまで来ているのかも知れません。先日危うく風邪をひきかけましたが、気をつけて過ごしていきたいと思います。
 少し前になりますが、わが町恒例の神農祭がありました。町にある薬の神様の神社のお祭りです。とめの祭りと言われ、大阪の祭りの締めくくりだそうです。事務所の前の通りが車両通行止めとなり、多くの屋台が並びます。私は毎年、ねり歩いています。締めくくりという響きが、否応なく一年を振り返る気持ちにさせます。揚々と歩いた年もありますし、残念な気持ち、または悔しい気持ちで歩いた年もあります。今年はといえば、自分の中では80点ぐらいだと思います。やりたいことができたというある種の達成感も少しは感じられました。
 来年は、当事務所にとって節目の一年となります。来年の神農祭でも、揚々と歩くことができるよう、まず明日、その次は明後日、一日一日頑張っていきたいと思います。

2018.10.28

ジグザグ人生

  いよいよ秋本番という気候になりました。日中のジャケット着用も苦にならなくなってきました。今年のテーマの「片づけ」、今年中に成就させようと思います。 
 常日頃から接する、ビジネス本や新聞、はたまた小説、場合によっては歌、人が発することばは、ありとあらゆるところにあふれています。同じことばでも、人それぞれ受け止め方は違います。その背景には、それぞれが歩んできた人生があるからでしょう。最近のネット配信ニュースで、名だたるハンバーガーショップの女性社長のことばに目がとまりました。キャリアはジグザグに進むものだという趣旨のことばでした。海外への転勤も経験しておられます。彼女は最初から社長を目指していたわけでもなく、機会があるたびに「YES」と言い続けていたらこうなったということを言っていました。いろんな経験が自分の糧になり、成長を促すのでしょう。もちろん、彼女の絶大な努力があったことは想像に難くありません。
 私も社会人になるまでは、周囲に迷惑をかけながらジグザグに進んできました。程度の差こそあれ、誰しも同じことでしょう。それを糧にして、これからも、社会のお役に立てるよう、頑張っていこうと思いました。

2018.07.14

背筋をのばして

  毎日毎日、暑い日が続いています。もともと夏は嫌いではないのですが、仕事上、ジャケットやネクタイを着用する時間もあり、なかなかつらい時期でもあります。 
 そんな中、ジャケット着用で訪問した、とあるお客様のご自宅で。いろいろな世間話もしながら、仕事の話をしていました。「自分の幸せには気づかないものなのよ」と、お客様がふと口にされました。よく言うことばですが、会話の流れから自然と出たそのことばに、なぜかハッとしました。今、自分は幸せだ!とは、誰しもあまり感じていないと思います。今年に入って家でゆっくりする時間もなく、寝る時間も限られている毎日でしたが、最近、ほんとうに久しぶりに数時間、家で息子と2人で過ごす機会がありました。そのときにそのことばを思い出しました。寝る間もないくらい忙しいのも幸せですし、おつきあいとはいえ平日にゴルフに行けるのも幸せですし、こうやって久しぶりに家でゆっくりできるのも幸せですし、寝るところがあることも幸せですし。
 最近、年齢のせいか猫背になって歩いている自分が鏡に写りました。ぎょっとして、背筋を伸ばして歩くように改めました。それ以来、小さな幸せがたくさんで出てきたように思います。

2018.03.26

失敗しても

 春らしい天候が続いたかと思うと、双六でいう一回休みのような雨降りの天候が続き、また今週から晴れ渡る日が続きそうな気配です。これから一気に春へと突入してゆくことでしょう。
 先日、息子の小学校の卒業式がありました。繁忙期の三月ではありますが、午前だけ事務所に休みをもらい、参加してきました。私たちのころと趣が違うところがあります。私の時の小学校は制服でしたので、当然卒業式も制服でした。息子の学校は普段私服ですから、卒業式も私服です。袴姿もあれば、スーツ姿もあります。うちの息子は、スーツを新調していました。記憶にあるのは、「門出のことば」。在校生と卒業生が向き合い、いろいろなことばを掛け合う、あの行事です。今回もありました。異なったのは、卒業証書授与のあと、めいめいが一言ずつ話すシーンがありました。私のころにはなかった光景です。めいめいが思い思いのことばを言います。うちの息子は、「失敗しても気持ちを切り替える」かなにかでした。ん?何か大きな失敗でもあったのかなと考えましたが、思いつきません。もう少し、小さな人生の機微を言っていたのかも知れません。なかなか、いい言葉だと思いました。これからの長い人生、いろいろなことがあるでしょう。うまくいかないことがあっても、気持ちの持ち方ひとつです。
 そんなことを考えながら、私もこのことばを活用してみようと思いました。ティーショットでラフに打ち込んだ時、つぶやいてみようと思います。「気持ちを切り替える」。きっいいスコアにつながるでしょう。

2018.02.07

やるならやる

 日中の最高気温が0℃近い日が続いています。いつまで続くかわからないこの寒さ、体にきつく感じます。風邪をひかぬよう、気をつけていきたいと思います。
毎年年始に今年の「何か」を決めています。今年は、そういえばそれらしいことを決めていないのではとふと思いましたが、そうではありませんでした。正月に決め、自分の机の前に貼っています。一日一善ならぬ、名付けて「一日一片付け」です。毎日毎日、今日の仕事を振り返る時間もないままその日が終わり、また次の日が始まるという繰り返しでした。そのせいで書類の整理ができておらず、正月3日に一日かけて、一気に片付けました。その後、気が付いたときには、少しでも時間を割いて事務所全体の片付けに手をつけています。いいことだと分かっていても、決めたことをし続けることは、なかなかしんどいものですが、昔、あるスタッフが言ってくれたことばがあります。「やるならやる。やらないならやらない。」中途半端が一番いけないということらしいです。
 やるかやらないかという分かれ道において、やらないという選択をすることは私はまずありません。でも、長く仕事をしていると、心が折れそうになることもあります。そんなとき、私を鼓舞してくれるこのことば。すごく気に入っています。月一日記にならぬよう、やるならやります。

2018.01.09

もしもは起こる

 寒い日が続く中で雨の降る日も多く、ふと気づくと背中を丸めて歩いていることがあります。こんなときこそ、ビシッと背筋を伸ばし、乗り越えていきたいものです。
 今年は3日から仕事に出ることにしました。いつもと違う出発時間、いつもと違う電車、さらにいつもと違う出口から地下鉄の階段をあがろうとしていました。ふと目についたものは。いつもなら人込みで見えない、ある生命保険会社のポスターでした。「もしもは、起こる」か何かだったと思います。ビビッと電流が体の中を走った気がしました。年末にネット配信ニュースにありました。仕事における達成感に幸せを強く感じる人間は、突然死のリスクが高いというものでした。「俺やん」と心の中でつぶやいたのを思い出しました。そして、万が一、万が一自分が突然死したとしても家族が困らないように、年末年始の休み3日間で、家族に宛てた文書をまとめ始めていたのです。住宅ローンの残額などの負債、生命保険、個人年金、所有不動産の相場等々。突然死するとは本気では思ってはいませんが、もしもは起こる。起こる前に準備をすることは、自分自身にも、家族にも、悪いことではないでしょう。早速書きあがりました。
 その安心を心に、私は今日も仕事における達成感に幸せを強く感じています。

2018.01.04

11年ぶりの

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
といういつもの挨拶から始まる一年。例年、必ず妻の実家で過ごす年末年始ですが、今年は息子のとある事情で、自宅で過ごしました。息子が生まれた年以来の11年ぶりのことです。しかも引っ越しして初の正月を自宅で過ごすという思い出の年になりそうです。31日に年末の買い出しも終え、元日は一日中家に居り、したいことだけをして過ごしました。年末にすでに借りてきていた、ずっと気になっていた映画2本を見、これまたずっと気になっていた小説を1冊読破しました。今年の元日は、家を出ない、家族以外の人とも会話をしない、電話も出ないし、SNSもしないと決めてかかりました。世の中との断絶を一日だけ楽しもうと考えました。ところが、映画を一本見終わった頃、電話が鳴りました。母上からでした。
 昔、小学生のころの遠足のことを思い出しました。「先生、バナナはおやつに入るんですか?」私は、苦笑いしながらスマホを手にし、結局「もしもし、あけまして・・・・・。」母上、あなたは私の大切な家族です。

2017.12.25

過ぎたるは

 12月に入るやいなや、急に寒くなり、思えば今年も、とうとうあと一週間となりました。むしろ、なってしまったというほうがふさわしいでしょう。できたこと、できなかったこと、なかなか簡単には整理がつきません。
 公私ともに充実した一年だったかと聞かれれば、ある一面ではそのとおりです。仕事に趣味に、忙しい一年だったと言えることは間違いありません。しかし、家族との時間がほとんどとれなかったことも事実です。12月24日は、日本中イベントの日です。昨日だけは早めに仕事を切り上げて家に帰りました。来る日も来る日も家に帰って寝るだけの生活でしたが、息子と長時間会話したのは何か月ぶりのことでしょう。ケーキを頬張る息子をみながら、何かが欠けていたことを即座に感じました。
 過ぎたるは猶及ばざるが如し。大昔に学んではいても、人生なかなか思うようにはいきません。でも、自分はロボットではないのだからと自分に言い訳をし、家族に感謝しながら、目を閉じました。

2017.06.26

一筋の光明

  梅雨入り宣言が出されて以降、雨が降らない日々でしたが、いよいよ梅雨の時期になりました。今週半ば以降は雨予報です。外の仕事が進まず予定を立てづらい季節ですが、これもありがたい天の恵みと感じ、前向きに過ごしたいと思います。
 この週末、前向きになれた出来事が一つありました。またまたF1の話なのですが、私のひいきのチームがやっとポイントを獲得しました。といっても9位でした。ただ、一時は5位を走る周回もありました。エンジントラブルが続発し、完走もままならないシーズンでしたが、ここ2戦の状態はすごく上向きでした。遅すぎるポイント獲得ではありますが、チーム全員が腐ることなく、自分のポジションで忍耐強く努力を重ねた結果だと思います。表彰台も近い気がしています。
 うまくいっていない時にモチベーションを保つことは非常に難しいものです。でも腐ってしまえば、そこで終わりです。一筋の光明が見えはじめれば、結果はもう、すぐそこまで来ているのではないかと感じた瞬間でした。

2017.06.12

山椒は小粒でも

 夏に向け、すがすがしい日が続いています。この気候のいい時期に、スポーツに仕事にといろいろ思いが巡ります。
 あまりテレビを見なくなった私ですが、ひとつ気になるドラマがあります。以前、銀行を舞台にし、自分の正義を貫く主人公を描いた心躍るドラマがありましたが、その警察版とでもいうものでしょうか?こちらも心が惹かれます。日常で感じる理不尽・無力さを描きながらも、正義を貫こうとする主人公の物語です。ほんとに警察組織でこんなことがあるのかと、不思議な気分ですが、そこはドラマの世界。いつも録画を楽しみに見ていたら、あっという間に、次回は最終回です。きっと、オンエアーで見ていることでしょう。
 山椒は小粒でもピリリと辛い。世の中、理不尽なことだらけですが、努力や忍耐、ひらめきで少しは状況を変えることができるのかなと、このドラマを見て思っています。

2017.05.21

頂点に立つ

  まだ5月中旬なのに、真夏かと思うほどの暑さとなったところも多い週末でした。新聞紙上では、北極海の氷の減少が伝えられ、地球温暖化を実感する日々です。
 週末に決勝を迎えるスポーツのうち、やはり気になるのがゴルフです。ほぼ毎週どこかでプロゴルフが開催されています。日本女子プロでは、ある選手が3期ぶりに優勝を手に入れました。かつては賞金王にもなったことのある実力者です。スポーツではフィジカルもメンタルも強くなくては頂点に立つことが出来ません。限界まで頑張って練習してきた自分が、また頂点に立てたという感慨が、その涙だったのだと感じました。プレッシャーから解放されたときの安堵感でしょう。ましてや、ひいきの選手だったので、私もうれしかったことは言うまでもありません。
 次元の違いはあるにせよ、同じスポーツをしている私も、練習の成果が現れた時はものすごくうれしいものです。日々努力していると、喜びは2倍にも3倍にもなるものでしょう。

2017.05.15

同じ時空を生きる

  朝のすがすがしさと日中の暑さが対照的な日が続いています。何をするにもいい季節、仕事だけではなく、スポーツ・趣味にも絶好の季節です。スマホの配信ニュースにも、お出かけ情報が多く流れてきます。
 こちらから望むでもなくスマホに流れてくる配信ニュース、話題に遅れないようにと、移動時間にはついつい目を通してしまいます。その中でも、あるF1ニュースに目が止まりました。最初は「そうか」と気にもとめてなかったのですが、何度となく流れてきます。とある名門チームが、苦戦しているというニュースです。とても気になります。私が学生時代、モータースポーツが人気を博していた90年頃、大ファンだったチームです。エンジン供給があの日本の自動車メーカーです。わたしが、そのメーカーの車に乗り続けているのも、単純にそれが理由です。セナ、プロスト、マンセル、ピケ、それらの熱い走りは、今思い出すだけでもワクワクしてきます。そのチームがもがき苦しみ、今回やっと決勝7番グリッドからスタートというニュースです。どうしてもリアルタイムで見たくなりました。調べてみると放映はCS放送のみ、我が家は受信契約していません。途方に暮れてネットニュースを探していると、ありました。ライブネット配信で、初月のみ無料、翌月から月1750円、退会自由という表示を信じて、即登録しました。私のひいきのチームは結局、残念な結果に終わったのですが、手に汗握ったのは言うまでもありません。
 時間がたてば、何でもネットでいずれどこかで見ることができる世の中です。しかし、今起こっていることと同じ時間を過ごす、さらにサーキット場へ行けば、同じ時空を過ごすことが出来ます。その瞬間は何にも代えがたい感動があります。まさにプライスレスです。時にはそんな瞬間を生きたいものです。

2017.05.01

15勝15敗

  暖かな気候を通り越して、日によっては汗ばむ季節になってきました。早朝でも、肌寒い日はなくなって来ましたし、電車の中は少し蒸し暑いくらいです。あと少しの良い季候を楽しみたいと思います。
 今年は人生初の本格的な引っ越しをしたこともあり、年始からバタバタした年明けとなりました。さらにこの機会にと、1月にはこれまた人生初のPET検査を夫婦そろって受診しました。経験した方から聞きし通り、騒音の中動かず寝ているという、なかなか珍しい体験でした。結果は一ヶ月くらい後に送られてきましたが、幸い大病らしき所見は無く、胸を撫で下ろしましたが、コレステロールや肝臓数値などは標準範囲外と、やはり普段の不摂生が見事に出ています。そんなこともあり、新年度スタートに、何度となくくじけている節酒に、もう一度取り組みました。今までほぼ毎日といっていいくらい酒を口にしていたのですが、4月は表題のとおりの成績を修めることができました。飲酒には、お客さんとの食事も含まれていますし、最後の2日の消化試合的な飲酒も含まれています。もっと減らせるはずです。
 相手のないことなら自分が決めればできる。これは自分に厳しく過ごしていた頃の私の信条です。あまり自分に鞭打つなと親友から言われますし、実際もうあまり自分に厳しくできる年齢でもないですし、何でもほどほどに過ごして行きたいと思います。

2017.04.24

納税する

  先週の雨で、桜はすっかり散り終え、今度は葉桜の鑑賞の時期です。昨年初めてやってみて、今年も行なっていることがあります。今、その過剰度合いが問題になっている、例のふるさと納税です。
 昨年あるお客さんとの話のなかで、「ふるさと納税しなきゃ損ですよ」と言われたことがきっかけです。確かに、本来何も手にしないところへ、その制度を使うだけで地方の特産品を手にできる、こんないい話はないでしょう。しなきゃ損とは思いませんが、言われてみれば一理ないわけでもありません。去年は興味本位でやってみただけでしたが、今年は真剣になってしまいました。少額を分散して、多くの自治体に納付し、より多くの特産品を手にする作戦です。家族とも話し合い、食べ物のオンパレードになってしまいました。昨日のニュースで、私が納付したある自治体の還元率が5割とかなにかで、引き下げを検討しているというものでした。確かに、ボリュームがありました。それを思い出して苦笑いです。
 本来の目的とはかけ離れてしまった感がありますが、それはそれで経済を動かしている訳です。そんな言い訳で自分を納得させ、ありがたくいただく日々です。

2017.04.17

リセットする

  新入社員と思しき人を見かけるようになりました。学校の入学式も終わったことでしょう。新年ならぬ新年度、また一つの区切りとして、新たな生活の始まりです。
 若い時とは異なることをまた一つ感じるようになりました。気持ちの切り替えが下手になっているかもしれないと昨年から思うようになりました。いわゆるだらだらと時間を過ごしてしまうことがあるように感じます。仕事のうえではそんなことでは立ち行かないので、きちっとしていますが、家での過ごし方はやはり違います。すぐやればいいものを、後回しにし、結局時間がなくなり、できずじまいで一週間などということもあります。いわゆるリセットが出来にくくなっているのでしょう。そんなことを感じ、昨年末の帰省の折に、日めくりカレンダーを見つけました。ピンときたのですぐに購入し今年から使っています。もう4か月経とうとしています。寝る前にめくり、翌朝みるようにしています。短文の格言なんかも書いてあり、気に入っています。 
 毎年、毎月、毎日、小さなリセットで人生がかわるかもしれません。それは少し大げさですが、なにか心に張りを感じる日々です。

2017.04.10

手入れする

  年度末の忙しい日々が過ぎ、ふと見上げれば咲き誇る桜の季節となっていました。うかうかしていると季節の移ろいに乗り遅れそうです。
 先日、高校の時の共通の親友から別々に同じ日に連絡があり、久々に会わないかとのことだったので、事務所近くで会うことになりました。二人から一度にお誘いをもらうなんて、自分は何と幸せ者かと胸いっぱいになりました。同じ校舎で学び、それぞれの悩みを聞きあい、一緒に馬鹿なこともした、親友としか表現できない仲間です。今やそれぞれの家庭もあり、それぞれの仕事もあり、それぞれ進んでいる方向も異なります。十人十色の人生です。それぞれ見えない幸せに包まれていることでしょう。一度きりの人生だし、もう人生半ばを過ぎているんだし、それぞれにいろいろ考えていることでしょう。うち一人から言われました。「最近、コラムが更新されてないからちょっと心配になった」
 そうです。私は常に見られています。お客さんだけではなく、家族だけでなく、親友たちにも見られています。こんなうれしいことはありません。駅から家に歩きながら、目いっぱい顔を上げて夜空を見上げました。

2017.01.02

導く

 あけましておめでとうございます。元日は、結構冷えたように感じました。久々の連休で、こんなに長く息子と過ごしたのは、本当に久しぶりのような気がします。
 毎年正月休みに何か新しいことを始める習慣ができてしまった感があり、今年は何を始めようかと考えたものの、これといって思いつかないまま年末年始の休みに突入してしまい、やけに落ち着かない気分で初日を迎えました。息子も小学校高学年になり、塾に行き始めた中で、妻に聞くと、どうやら社会の点数が思わしくないようでした。たまたま息子の机の上にある冬期講習テキストをみました。歴史です。驚きました。結構細かな知識まで載っています。息子に試しに問題を出したところ、案の定でした。なら、今年は歴史でも勉強し直そうかという気になりました。歴史は全ての基本ですし、自分という人間に深みを与えるいい機会です。自身の受験時代を思い起こし、息子と二人で、勉強を始めました。進むにつれ、私の方は懐かしさもあり、真剣さもあり、かたや息子の方は勉強のコツをつかみ始めたか、回答率もぐんぐんあがりました。いい導き方ができたと思います。息子も素直に嬉しそうです。
 いつも思うことがあります。学校にしろ、家族にしろ、事務所にしろ、社会にしろ自分ひとり成り立っているのではありません。切磋琢磨し、あるいは教えを請い、あるいは感謝し、あるいは導き。いかなる集団にも他者への気遣いがかかせません。その集団を構成する一人一人がそんな気持ちを忘れなければ、その集団のパワーは計り知れない結果をもたらすことでしょう。

2016.12.26

サンタがやってくる

  この季節には珍しく、雨の降る日が周期的に訪れています。冬の雨は冷たく、心まで凍えそうな気にさせます。今晩も雨予報です。忘年会の後は、早めに帰宅しようと思います。
 今年の我が家のクリスマスは、少し特別でした。久しぶりとはいえ息子と公園で遊び、一緒に風呂に入り、晩御飯を食べ、ケーキを食べました。これらは毎年のことです。サンタクロースは、やはり来たのですが、異なったのは、その存在です。そうです。きっと息子はもう気がついています。サンタクロースからのプレゼントは、私たち親が準備をしていることを。でも、気づかない振りをしている気がします。去年と同じく、サンタクロースにプレゼントをお願いする手紙を書き、壁に貼っていました。25日の朝、飛び起きるようにして階段を走り降り、そっとリビングの戸を開けます。プレゼントを見つけ、サンタが来たと喜ぶ息子。でも、きっと気づいているんです。きっと気づいていない振りをしてくれているんです。それが、私達にとっての最高のプレゼントでした。
 将来、この日のことは、私たちからも息子からも口を開くことはないと思います。息子が子どもを持つようになったとき、きっと思い出してくれると思います。私も思い出すことでしょう。サンタクロースは、どこかにいることを。

2016.12.12

とらわれず

  寒くなる一方の毎日が続いています。庭のアカモチの木の実が、いっそう深みのある赤色になってきています。視覚的に年末を思わせる光景です。
 年始を振り返れば、小説を読んでいると書きました。節酒と○ンダーコアは、恥ずかしながら続いていません。しかし、小説を読むことは続いています。時間があるからではなく、むしろ時間が無いとき、集中して少し読む習慣ができました。著者は変わらずで、12編ぐらい読みました。文学の知識に疎い私は、有名だからとか教科書に載っていたからとかではなく、簡単なあらすじを見て、次に読む小説を決めました。どれも興味深く楽しみましたが、人間のこころの機微を感じたのは「こころ」「虞美人草」「門」などでしょうか?
 先入観にとらわれず、自分で読みたい物を探して読む幸せ。そんな大げさなものでもないでしょうが、日々走り回る仕事人間を封印し、人間らしく生きる瞬間でもあります。次の小説が楽しみです。

2016.11.14

受け入れる

 朝晩だけではなく日中ですら肌寒い日が増えてきました。かといって、もともと暑がりの私は、通勤電車のやけに効いた暖房に嫌気がさす日々です。とは言え、最近の寒さは体にこたえます。スーツの衣替えも毎年12月なのですが、今年はそろそろかと考えています。
 自営業の道を選択し、10年15年と経過するうち、平均寿命の半分を超える歳となってしまいました。なったのか、なってしまったのか、月日の経過は止めることができません。否応なく、周りも変わり、自分自身も変わり、昔と今を比較して、いろいろ考えることも多くあります。忙し過ぎた日々は家庭を顧みる時間がなく、その時間ができた時には子供はもう親離れをしている。一度きりの人生なんだから今を生きなければという人もいれば、家族の将来を背負っているんだから頑張らなきゃという人もいる。今までの自分の人生が正解かどうかなど、答えがあるものではありません。その時その時一生懸命頑張っていた自分が、今を作っているのだろうし、これからの未来を創っていくのかもしれません。
 昔のほうがこだわりを持っていた半面、融通がきかなかったでしょう。昔のほうが臆病だった半面、選択肢を絞りすぎていたことでしょう。すべての事柄に正解を求めていた半面、どっしりと構えることが出来ていなかったでしょう。これからも、「これからの自分」らしく生きていくことで、仕事にも遊びにも取り組んでいきたいと思います。あらゆるものを受け入れる強さのある、親父お袋のようになりたいと感じます。

2016.09.26

ワイヤレス

  朝晩の涼しさが心地よく感じられるようになってきました。朝の出勤の、駅までの徒歩の時間はよい一日の始まりを感じさせます。自らを鼓舞するいい時間です。 
 日常生活がどんどん便利になっていく世の中ですが、今年また我が家にも便利が訪れました。調べ物をするときには、やはりネットが便利です。中でも、常に立ち上がっているミニパソコンのような存在が、スマホです。わざわざ立ち上げる動作が要らないスマホで調べ物をすることが増えてくると、気になるのが通信費です。そういえばと、ふと思い出して物入れの奥から取り出してきたものは、以前a○から無償提供されたwi-fiキューブです。すぐにスマホと接続し、ケーブルからのワイヤレス通信の始まりです。パソコンだけでなく、プリンターもつなげるかとトライしたところ、成功。パソコンからプリンタへ印刷もワイヤレスです。すでに導入されている家庭も多いと思いますが、こんなに便利なものかと、関心しました。
 かつてうちのスタッフの奥さんのことばが紹介されたことがありました。「大事なものは、面倒くさいねん」か何かだったと記憶しています。そのことばをすごく気に入っています。実際に現場に足を運んだり、額に汗したり、自分で実際に体験したり、大事なものは、きっとワイヤレスなんかで見えるものではないでしょう。

2016.07.25

無心に

 あまり長くなかった印象の梅雨も明け、夏の日差しが始まりました。若くはないので、油断せずに夏を乗り切りたいと思います。
 仕事をしていると、なかなか自分一人の時間というものがありません。早朝の、まだ誰も出勤していない事務所内の時間か、または家族が寝たあとの時間か。
わたしの生活の中では、自ら作りださなければ、そんなもんです。しかし、最近、掃除の時間が加わりました。風呂掃除、庭の草引き。単純な作業のなかで、その作業に没頭できる大切な時間です。その作業中、もちろん考え事が頭をよぎります。反省であったり、何かひらめきであったり。このごろ、この時間はとても大切な時間になっています。
 無心になれる時間があれば、それがどんな時間であっても、自分を取り戻すことができる時間かも知れません。何事も心身のバランスが大切です。大切なものは大切にしてゆきたいと感じました。

2016.05.30

自分らしさって何でしょう

 朝晩急に寒くなったり、かといって日中はものすごく暑かったりと、なかなか堂々とクールビズに移れない日々が続いています。梅雨入りもまだ待ってくれているのかも知れません。もう少しの間、初夏を楽しみたいと思います。
 妻に促されて、先日参観に行ってきました。学校ではなく、学習塾です。学校とはまた違う雰囲気の中、国語の時間が始まりました。表紙をめくって、プリントの一枚目、タイトルは「自分らしさって何でしょう」。アイデンティティーという言葉を学習するのが目的のようです。40過ぎた私なら、自分のアイデンティティーを答えることは難しいことではありません。しかし、哲学も芽生えてはないだろう小学生には、なかなかの難問だと思います。 そこはさすが先生です。自由な発言があちこちから飛び出します。さしずめ、マ○ケルサ○デル教授の講義のミニ版ような印象です。そういえば私は、高2の頃、この問題にぶち当たりました。学校の勉強もまともにせず、やたら哲学的な新書を読みあさりました。頭ごなしに叱る父親、人生の模索期だと包んでくれた母親、あえて何も言わなかった恩師、懐かしいような、辛かったような、申し訳なかったというような複雑な思い出として、心の中に存在します。辛かったですが、あの時期がなかったなら今の自分はありません。しかし、まわりに迷惑をかけていたのは事実です。心が弱かったとしか言いようがないでしょう。
 社会の中で認められていかなければ、アイデンティティーも何もありません。あなたに任せたいと言ってもらえなければ、意味がありません。自分の仕事に置き換えて、そんなことを感じた一コマでした。

2016.04.04

自分に克つ

 仕事の移動中には、汗ばむほどの日差しの季節が始まりました。もうすぐ満開を迎えようとしている桜も、次の雨で散ってしまうのでしょうか。四季の移ろい、自然というものに、ただただ感心するばかりです。
 自然に克つことは出来なくても、自分には克つことができるかも知れません。今年から始めた「ほぼ毎日」、小説はあいかわらず楽しんで読んでいます。体を絞らないとと思いスタートした減量、月1㎏の減量のペースで、順調に進んでいます。炭水化物の摂取を控えるようにしています。ただ単に、今まで食べ過ぎだったのかも知れません。節酒のほうは、ほぼ毎日とはゆかず、2日に1回ぐらいのペースです。何よりも健康のためですから、踏ん張りたいと思います。学生時代にいきがって親友に言っていました。「相手のあることは仕方ないこともあるけど、相手のないことは自分が決めたらできるやん」
 そうです。あの頃の私は、自分に対してもっと強い人間でした。昔の自分に負けないように、がんばろうと決意しました。

2016.02.08

ほぼ毎日

 たまに日中は暖かな日がありますが、朝の冷え込みは毎日のように続いています。早朝の駅までの道のりが体を丸めさせてしまいます。こんなときこそ、背筋をピンと伸ばして、元気よく一日をスタートしたいものです。
 今年の一年のスタートにあたり、いろんなことを始めようかという気になり、いくつかのことをしています。まずは去年からの目標の節酒。2日に1回くらいのペースに落ちてきています。体のためにも、もう少し減らしたいと考えています。次に腹筋。昨年買った○ンダー○○を使っています。これはほぼ毎日こなせています。若かりし頃の割れた腹筋とまではいかないものの、もう少し絞りたいと思います。さらには読書。とくに小説に目を向けています。毎年正月だけ、著者を選んで1冊ぐらいは読んでいたのですが、今年は一ヶ月たった今も続いています。今は夏目漱石を読んでいます。「坊ちゃん」に始まり「こころ」「三四郎」等と続けて読んでいます。高校時代にまじめに勉強していなかったので、今頃文学作品といわれるものに興味が出てきました。歳をとったせいもあるのでしょうが、興味ある時に興味あるものに少しでも触れたいという感覚でしょうか。
 昔ほどストイックにはなれなくなっているのは情けないのですが、「ほぼ毎日」なら何とかできそうな今の私です。いろんなことを、ほぼ毎日こなしていきたいと思います。

2015.12.14

結果

 今年は暖冬だと言われているので気がゆるんだのか、不覚にも風邪をひいてしまった12月のスタートでした。今年はやりたいことが思うようにできず、個人的にはくやしい1年だったかもしれませんが、長い人生、これからもますますがんばりたいと思う日々です。
息子がクラブ活動でバスケを始めたということで、小学生向けの優待券を手に入れて、先日プロバスケットボールの試合観戦に行ってきました。私としても観戦は初めてなので楽しみにしていました。たいていは体育館などを利用するのでしょう。野球やサッカーと違い、コートが小さいですし、観客との距離も近いのが特徴です。おそらくバレーボール観戦のイメージでしたが、現実は違いました。DJみたいな人が、コートサイドでマイクを使い、かけ声などで試合の進行を伝えるという、エンターテイメント性の強い色合いが特徴と言えると思います。実際競技している選手は、プレーに集中できるのだろうかと心配になるくらいです。まあ、当の選手達はそれが当たり前なので気にも留めていないのかも知れません。素人の私が感じたのは、結局得点率の差でした。シュートを放って、ほぼ確実に入れるチームと、なかなか入らないチームと。その差が顕著に結果に現れていたように思います。
過程が大事なことは山ほどあります。しかし、それが結果に結びつかないといけないことだって現実的にはたくさんあります。がんばったんですでは通用しない、そんな結果をきちんと出せるよう、来年に向けて考えた日でした。

2015.10.05

昔より

 朝晩は涼しいどころか肌寒さを感じる気候になってきました。まだ夏気分で、昨日も夕方に家で息子と花火をしていたのですが、肌寒さを感じながら、秋が来たのを実感していました。
 私の少年時代は、夏はとことん暑く、冬はとことん寒かった印象があります。今は地球温暖化の影響で、日本も亜熱帯の気候に近づいているという話も聞きます。昔よりも春と秋が短く感じられる、昔よりも雪が降らない、昔よりもスコールのような雨が多い、などなど、時の経過を感じます。そう言えば、自分自身も変わりました。昔より体力が落ちている、昔より疲れやすい、昔よりこだわりが弱くなっている、昔より集中力が落ちている。自分のことをあげればきりがありません。夏休みに帰省して、母親といろいろ話している中で、母親が意外なことを言いました。「貴義、よう焼けて昔より黒いな」
 (えっ、母上、今、なんとおっしゃいましたか) 
 そんなことはないはずです。私の少年時代は、本当に真っ黒でしたから。地元の祭りなどで、何年ぶりかに帰る度に、昔よく遊んだ友達が口を揃えて笑いながら言います。「たかちゃん、白なったなあ」
 そうです、きっと、母親の記憶違いです。時の経過を感じます。

2015.08.03

自発的な

 次々と台風がやってきては去り、そのあとはあっけなく真夏が訪れたようで、なんともはっきりした季節の移り変わりが、かえってわかりやすく感じられます。毎日の、真夏を思わせる暑さは、仕事のうえでは心地よくはありませんが、そうでなければ気持ちよくも感じられることもあります。
 毎年8月1日には、地元の市をあげての祭りが催されます。出店も多く、子どもから大人まで多くの方々が集まる、夏のイベントとなっています。パパ友達の一人に声をかけられてパパ達によるボランティアサークルを立ち上げたのですが、その活動の一つとして、出店のお手伝いをすることにしました。息子が通う小学校のハーモニックバンドが出店する焼鳥屋です。もともと祭りは好きですし、誰かのお手伝いをするのも好きですし、いい汗かくのも好きですし、大きな声を出すのも好きですし、私にとってはとてもやりがいの感じられる活動です。焼き鳥を売り切り、ドリンクを売り切ったときの達成感は、ことばにはできません。ただ、炭焼き焼き鳥だったので、焼いている最中に被った煙も相当なもので、翌日も家族に煙りくさいと言われる始末でした。
 義務や仕方なさに満ちあふれている毎日、家族が私に安らぎを与えてくれるのと同様、自発的な活動は、心に良い方向に作用することは間違いないでしょう。ボランティア活動ぐらいできる時間をとれるような日常が、これからも続いてほしいと思います。

2015.06.08

古聞

 いよいよ、梅雨の季節がやってきました。移動中の電車の中の息苦しさは毎年のこと。ただ、今年の梅雨は長いとのことで、少し憂鬱な気もしないではないですが、梅雨は梅雨らしく、その後に訪れるスカッとした夏を期待したいと思います。
 そんなことを思いながら、通勤電車の中で、新聞を開けたときに、ふと奇妙な感覚に襲われました。『ん?昨日の新聞を間違えて持ってきたかな?』最近、新聞を読めない日が少し続いていたので、家にたまっている新聞の束から間違えて持ち出したのかと思いました。なぜなら、見たことのあるニュースばかりだからです。日付に目を遣りますが、間違いなく今日の新聞です。しばらく考えて分かりました。最近は移動中に、スマホに配信されるネットニュースで情報を得ていることが多かったのを思い出しました。今の時代、新聞は「新」ではなかったのです。
 情報は正しいことが必要であることは言うまでもありません。しかし、今の時代、速いことも同等に大事です。「速く正確に」とは、名だたる大企業の会長が社長時代に言った言葉ですが、いろいろな場面にあてはまるでしょう。心ひきしまる思いがしました。

2015.03.30

伝える

 朝晩の冷え込みは冬を思わせ、そうかと思えば昼の暖かさは春そのものという日が続いています。期末の慌ただしさで、桜のことなど考える心の余裕がない自分を残念に思いつつも、あと二日がんばって、スマホも少し遠ざけて少しだけでも家族の時間をとりたいと思います。
 スマホといえば、印象に残ったことが先月ありました。地元の小学校のPTAの研究発表会に参加したときのことです。テーマのことばを正確には覚えてないんですが、「子どもとスマホ」かなにかだったと思います。各校の発表時間は5分。とはいえ、多くの学校の発表は時間オーバー。児童の携帯・スマホに関するアンケート結果を発表したり、意見交換したりと、なかなか興味深く感じました。多くの学校の発表は「携帯やスマホの危険性を認識して使わせる必要がある」「メールやラインのおかげでコミュニケーションが取りやすくなっている」などでした。それ自体はごもっともな意見だとい思います。しかしその中でも、「それを言って欲しかった」と私が膝を打ったコメントが2校からありました。「メールの発達のおかげでコミュニケーションの能力が低下している」そうです。そのとおりだと思います。お互い顔と顔とをつきあわせて、相手の目を見て、相手の表情やしぐさから、相手の心の動きをくみ取り、お互いに自分の気持ちを伝えることこそが本来のコミュニケーションだと思います。そうやって、人と人との関係ができあがっていくものだと思います。
 言いにくいことこそ、面と向かって伝えないといけません。言いにくいことこそ、より早く伝えないといけません。子ども同士、親と子ども、仕事においても、言えることだと思います。その勇気こそが、人間関係を支える源だと思います。と、自分に言い聞かせました。

2015.02.09

節度のある

  毎日の冷え込みがつらい毎日ですが、夜明けの時間は徐々に早くなり、確実に春が近づいているように感じられます。冬は冬らしく、だからこそ春を感じることができるのでしょう。
    毎年、年初に何か決意し実行することにしているのですが、今年はズバリ「節酒」です。節度のある飲酒です。断酒と言い切れないところが、心が弱いのか、お付き合いもあるからと逃げているのか、中途半端なところが自分でもはがゆいのですが、ひとまず節酒しています。大雑把に言うと、おつきあいでの外での飲酒は可、自宅での飲酒は不可、家族で外食するときの飲酒は妻子の許可制です。飲みたいと思うときもありますが、ノンアルコールビールなどで済ませています。黒ビール風味のものもあり、こんな私にはとてもありがたい存在です。
    体が資本とは、言い古された言葉ではありますが、体力的にも気力的にも衰えを感じる年代となり、その意味がよくわかります。健康であるように努めること、家族のため、なによりも自分自身のため、がんばりたいと思っています。

2014.12.15

適正な

 毎日体が凍てつくほどの寒い日が続いています。夜が明ける時刻も遅く、早朝の出勤時はまるで夜道を歩いているようです。その分、朝焼けの美しさは、言葉では言い表せません。自然の力で毎日を気分よくスタートさせることができるなら、これほど安いものはありません。  
 安くなったものとして、今年順位をつけるとするなら、私の場合はダントツ1位が存在します。携帯電話利用料です。携帯通信の技術の進歩は、華々しいと感じます。昔は電波が不安定で通話が切れるということがよくありましたし、相手の声が聞こえにくいこともしばしばでした。ネットの接続スピードも遅く、なかなかサイトに接続しないものでした。しかし今はネットにサクサクつながりますし、通話品質で困ることもほとんどありません。なので、携帯電話の月額利用料は、そこそこかかってもやむをえないとも考えていました。しかし、この夏から、通話し放題プランが導入された結果、私の月額利用料は半額程度にまでなり、月1万円を切る値段になってきています。ヘビーユーザーの私は、何か申し訳ない気持ちになるとともに、今までの支払いは何だったんだろうという根本的な疑問もわいてきます。何はともあれ、安いに越したことは無いので、今は、快適なスマホライフを楽しんでいます。 
 物の値段は、安いに越したことはありません。でも、質が良くなければ意味がない場合が多いと思います。そこには、質を提供するために費やす努力と費用がかかりますから、やはり適正価格というものは存在するはずです。それを見極める眼が大切なのでしょう。

2014.10.27

宝探し

 季節外れの雷と夜空に渡る稲光に目が覚め、しばらく窓の外を眺めていました。この雨が過ぎれば、本格的な秋の到来となることでしょう。そんなことを思いながら、昨日家族で出かけた宝探しのことを思い起こしていました。 
 家族で参加するイベントは数多くありますが、1日で終わらないもしくは全部まわれないというところがおもしろいと感じ、参加しているイベントがあります。古事記をもとに、○良県内7カ所をめぐり、宝箱を探してそのパスワードを集めるというものです。抽選当選の商品がゲーム機だというのは、現代風だなと、少し寂しい気もしながら。
 当の息子は、そんなことはお構いなく、宝の地図をもとにいろいろ想像力を働かせながら、目を輝かせて宝箱を探すのに夢中です。小さな宝箱が、本当に置いてあるのです。宝の地図を読み解くのは歴史の知識が必要なので、大人の出番です。教えながら、一緒に考えながら、結構おもしろく感じました。その日はあまり時間を取ることが出来ず、天○市と○井市だけまわりました。これからの休日は、この宝探しが続きそうです。
 この歳になって日常でわくわくすることなんてそうあるもではありません。宝探しなんてと思うことなんて全くありませんでした。結構わくわくするものです。息子に言われました。「お父さん、めちゃニヤニヤしてたで」

2014.09.08

心にゆとりを

 小雨の降る日が多く、晴れた日の空はうろこ雲が見えたりと、ようやく秋の気配が感じられてきました。昨日訪れた生駒山上も、風が心地よく涼しさが広がっていました。これからは、もっと過ごしやすい日が訪れることでしょう。
 この夏、いろんなことに改めて気づくことがありました。その一つに、とりとめもないことですが、自分のスマートフォンへの依存度がものすごく高くなってきていると感じることがしばしばです。電車移動が多いため、着信音は基本的にOFF。頻繁なメールチェックに着信チェック、電車の移動ルート検索、地図アプリでの目的地検索。これから訪問する会社の情報収集。数え上げればきりがありません。一昔前までは、全て事務所で済ませていたことですが、全て移動時間でこなせるようになりました。しかし、時間に余裕ができたからといって、心に余裕ができたということには結びついていないように思います。すぐに連絡が取れないことで相手がストレスを感じているのではないか。そんなことを考え出すと、お互いがストレスをためる原因になることでしょう。
 自分の状況も尊重してもらう代わりに、相手の状況も尊重して迅速に対応する。お互いが相手の状況を尊重することが、ますます大事になってきていると感じます。そのためには、少しの心の余裕を作ることが大切だと思っています。きっとできると思います。

2014.07.21

あきらめない

  日中の暑さがたまらなくなってきたと感じていた矢先に、梅雨明けが報じられました。いよいよ、夏です。子どもは夏休みに入り、できるだけ子どもと過ごす時間を作ろうと、これからいろいろ腐心することが増えてきます。
 まずは、せがまれて映画を観に行くことになりました。一度は卒業したはずなんですが、友だちの影響でなのか、またもや仮面ライダーに戻ってきている息子。少し前とは違い、何人もの仮面ライダーがいます。戦隊物と変わらない雰囲気で、少し落ち着きません。そんなことは構わず、息子は食らいついています。テーマは諦めない気持ちでしょうか。「すべてが無駄になるかもしれないのに最後まであきらめない」主人公に動かされる周囲。なかなか、かっこいいんじゃないでしょうか。
 普段の生活でも、不確実なことばかりです。相手のないことなら、自分が頑張れば済む話ですが、相手のあることならそうはいきません。より確実に近づける努力をするその姿勢や心が、結果を左右するのではないかと、息子を眺めました。

2014.06.02

雨のち晴れ

 肌寒い日が続いたかと思うと、蒸し暑い日が訪れています。いよいよ梅雨の時期がやってきました。この時期、移動中の電車の中はものすごく蒸し暑く、とても不愉快な気分になることもあります。
 そんな気分やいろんな気持ちを吹き飛ばすべく、最近映画に頼ることが多くなりました。もともと映画は好きなのですが、心洗われたい、そんな気持ちかも知れません。直近で見たのは、とあるお笑い芸人の書いた小説の映画化、監督もその人、主演は私が好きなお笑い芸人兼俳優、家族愛もの、観ないという選択肢はありません。公開前から観たくて観たくて仕方なかったほどの映画です。例によって妻と一緒に観に行きました。タイムスリップもので、さえない(と自分で思い込んでいる)主人公が過去に戻り、自分の出生の事実を目の当たりにするという設定です。その過去の事実にグッときました。母親の偉大さに頭が下がるとともに、家族を養い、自分を育ててくれた両親に、感謝の気持ちを新たにしました。
 うまくいかないときは、誰にでもあります。それが続くときだってあります。でも、明けない梅雨が無いように、止まない雨が無いように、それまで強い気持ちを持って努力をすることが大事なんだと思います。この映画の主題歌のタイトルは「放たれる」。そういえば、昔、卒業の寄せ書きに書いたことがありました。思い出しました。雨のち晴れ。

2014.03.31

0%

 朝の冷え込みがやわらいできて、夜明けの時間がどんどん早くなり、太陽の昇る方角もかなり変化してきました。朝焼けの美しさに魅せられ、その写真を撮るのが楽しみの一つになっています。一日として同じ表情の空に出会うことはなく、その確立は0%です。
 私たち家族には、0%を願うことが一つあります。この春休み、息子が手術を受けました。時々出ていた高熱の原因と分かった、泌尿器系にかかえる小さなトラブルを改善させるための手術です。手術は成功しましたが、5時間を越える手術。手術前には、心の奥底にはやはり大きな不安がありました。手術室へ続く廊下、扉の向こうに扉、その向こうにも扉。すでに眠った状態で運ばれて行く息子。「よろしくお願いします」と頭を下げて祈ることしかできないこの無力感。長い長い、今までに経験したことのない程長い6時間余りでした。妻も私も何か会話を交わすのが苦しく、それぞれ別のことで気を紛らしていました。看護師さんに呼ばれ、迎えに行く私たち。扉の向こうの扉のまた向こうの扉から、半覚醒で、ストレッチャーで運ばれてくる息子。そうです。この子がこの世に生を受けた時の、あの感覚に似ています。涙があふれました。ほんの少しのことで不完全だったこの子の体を、この医師や看護師さん達が完全にしてくれました。二度目の生を受けたような気持ちです。3年くらいに渡って、息子を定期的に診てくれていた医師が、手術前に言いました。「再発率0%目指して手術をします」。世の中に0%がないことは分かっていますが、息子もその言葉に勇気づけられました。言葉の力は偉大です。
 息子は今、術後入院中です。術後の痛みも、ようやく和らぎ、笑顔が戻ってきました。医師や看護師さんがかけてくれた言葉の数々。こんどは私達や息子が他者にかける番です。そうやって巡るものだと思います。言葉は、人を非難したりののしるためのものではありません。喜びを分かち合い、励まし合い、ともに生きるためのものです。病院食をほおばる息子を見ながら、そんなことを考えました。

2014.01.20

体験する

 今日の最低気温-4℃。私の自宅近辺は、かなり冷え込んでいました。この冬一番の寒さかも知れません。年始早々に風邪をひいてしまいましたが、気をひきしめてがんばりたいと思います。
 そんな寒さが続く中、昨日は忍者博物館へ家族で出かけました。いわゆる忍者屋敷です。昔、ひみつシリーズという子供向けの本があり、確か「忍者のひみつ」の巻もあったように記憶しています。それらが目の前に。みなさんもご存じの、どんでん返しを始め、隠し戸、刀隠しなど色々な仕掛けが目の前で繰りひろげられます。息子の目が輝いています。忍者ステージでは忍術ショーも開催されています。さらには、貸衣装も用意されており、そのままお城跡の公園の中を自由に行動できるのです。始めはあまり気が進まなそうにしていた息子ですが、着替えるや否や、ちびっこ忍者の完成です。すっかり忍者気分で、忍びの真似をし、隠れ、走り回っていました。苦笑いするほかありませんでした・・・。
 本で見るのと実際に目にするのとでは、物が同じであるかぎり、何も変わるところがありません。しかし、実際に自分自身で体験することの経験としての厚みは、何物にも代えがたいものがあるに違いありません。息子に楽しかったかどうか尋ねたところ、すかさず「めちゃ、楽しかった。来週も行きたい!」
衣装を着たいだけなのでは・・。

2013.11.05

父になる

 11月に入り、一気に寒くなってきました。いよいよ秋も終わりに近づいています。今年あともう少し、やり残しのないように過ごしていきたいと思います。
 先日久しぶりに映画を観に行ってきました。親子そろってというのは何回もありますが、今回は妻と二人です。あまり趣味の合わない二人ですが、合ういくつかのうちの1つです。二人で映画なんて、子どもが生まれてから初めてではないかと、少し違う緊張感につつまれました。カンヌ国際映画祭の賞をとったとかなんとかで少し話題になっている、親子がテーマのあの映画です。親子を決めるのは、血か時間か…。言い換えれば、子供にとって父親とは何で決まるのかという、考えさせられるテーマです。情けないですが、私は父親として満点には程遠いと思っています。色んな役を演じないといけない立場、年代です。家庭と仕事だけではありません。でも、それを言い訳にはしたくありません。この映画を観て、そんな自分を反省するとともに鼓舞される思いでした。
 この親にしてこの子あり…、蛙の子は蛙…、とんびが鷹を生む…、血は争えない…親子に関する諺は山ほどあります。親子だけに限ったことではありません。共に過ごした時間は、そんなちっぽけな詞を簡単に吹き飛ばすぐらいの重みを持っているのではないでしょうか。大事なものを見失わないようにしたいと思います。

2013.09.09

格が違う

 一雨ごとに季節が進んでゆくのが感じられます。いよいよ秋に足を踏み入れたようです。朝晩のひんやりする心地よさが何とも言えません。早朝の清々しさを感じながらの出勤は、最高の一日の始まりを予感させます。
 今年、最高だと感じたものの一つは、ある日本人メジャーリーガーが放った日米通算4000本安打です。素直に喜びを表現していたその姿が、彼らしくなく非常に印象的でした。かたや、5000本安打の可能性について質問され、平然と「ゼロではない」と言ったその姿は、いつもの彼らしいコメントで、同じく印象的でした。少し残念だったことといえば、メジャーリーグのみで最多安打記録を保持している元メジャーリーガーのコメントでした。しかし、そんなことをすぐに忘れさせるぐらいの各方面からの賛辞です。そのなかでも、別格のコメントがありました。世界のホームラン王は言いました。「常日頃から野球をする準備ができているからこそであり、その姿勢は全ての選手の見本となるものであり、素晴らしいの一言に尽きます」。ミスターは言いました。「けがが少なく、いつもゲームに出ているからこそ達成できた記録であり、コンディションに細心の注意を払っているイチロー選手の努力のたまものでしょう。常にグラウンドにいることは、最高のファンサービスであり、まさにプロ中のプロといえましょう」。
 そうです。とらえ方の格が違います。記録だけではない、その本質に触れたコメントに、私の心は動きました。お金のためだけに仕事をするのではないでしょう。本当の目的を見失わないよう、過ごしてゆきたいと感じました。

2013.07.01

五兎を追う

 ここしばらくは朝晩が涼しくて、自宅はクーラー要らずの日が続いています。夏になる前の小休止、体力を温存できる貴重な時期です。万全の体勢で、真夏に向かいたいと思います。
 そんな中、昨日は自治会の活動で朝7:00集合、町内を消火器点検にまわりました。この地に移り住んで15年、自治会のお役に立てるようなことは何も出来ず。ゴルフ同好会に参加したのをきっかけに、防災部に入りました(入れられました)。
 長老方々の中に、ポツンと中年の私ひとり。よく考えれば、これが今の自治会組織のかかえる問題点でしょう。同世代を引き入れて、引き継がないといけないという小さな使命感が湧いた瞬間でした。誰かがしなければならないのですから。2か月に1回ぐらいの定例会、避難訓練や救命訓練、いろいろな活動があるもんです。かたや、今年はたまたまPTA本部役員にもなっており、こちらの活動もなかなか熱心です。同じく、誰かがしなければならないのですから。そのせいか、家族に負担(迷惑)をかけることが出始めてきました。これでは本末転倒です。いけません。相当の覚悟でやらないと、すべてをこなすことができないことを身に染みて感じました。
 去年までは三兎を追うことで、事足りましたが、今年は五兎か六兎ぐらいを追わないといけない状況です。かなり困難でしょう。しかし、人に無理だと言われれば言われるほど、やってやろうと思うたちです。昔からそうです。学生時代に、親友にも語ったことがあります。すぐに「そんなん無理や」と言い返されました。私が言った言葉はこれです。「俺は将来、家庭を大事にする仕事人間になるねん」。
 やってやろうじゃないですか。

2013.04.22

100%

 寒い日が続いたかと思うと、急に暖かい日が訪れたりと仕事の上でも過ごしにくい日が続いています。自然現象ですから、細かいところまで決まったとおりに進むわけでもなく、100%なんてあり得るわけもありません。
 しかし100%を望みたいことも世の中にはあります。この春休み、実は息子が手術を受けました。しかも全身麻酔です。手術は成功しました。でも、自分の息子が、こんな小さな歳で、まさか手術を受けることになるとは想像したこともありませんでした。息子は泌尿器系に小さなトラブルを抱えていることが、最近になって分かったのです。時々出る高熱は、そのせいだったようです。手術の半年前からスケジュールを組んで、手術の準備を進めました。わずか5分で済む簡単な手術だと言われても、全身麻酔というのがものすごく引っかかります。麻酔医の話を聞くと、恐ろしいことばかり言います。「全身麻酔の場合は、呼吸が弱くなる...というか止まりますので呼吸器をつけます」「何千分の1という確率でこういうことがおこります」「100%ということは言えません」...。何でしょうか、このやるせなさは...。「でも、万全の体制を整えています」「何か起こったときの対処もできる環境です」「むしろ術後の合併症を防ぐのが我々の主眼です」と続きます。
 私は、ふと思い出しました。次元の違いこそあれ、自分もお客さんに良く似たことを言っています。不動産の売買取引は大きなお金が動きます。買主さんは大金を支払うことに一抹の不安を抱えています。本当にまれに、意図しない第三者の登記が入ることもあり得るからです。「100%大丈夫でしょうか」と聞かれれば私たちは答えます。「100%ということはありません」「しかし、いろいろな工夫をして限りなく100%に近づけるように体制を整えています」と。決済業務は私たちにとっては日々繰り返される「仕事」ですが、お客様にとっては「出来事」だということです。そういう気持ちを改めて思い起こした「出来事」でした。
 世の中に100%はありません。これは真実でしょう。しかし、それに限りなく近づけることが大切です。そうでなければ、職業の意味がありません。この仕事を始めて15年、情けないですが、お客さんの本当の気持ちを初めて心から分かったのかも知れません。

2013.02.18

500光年

 2月ともなると、朝晩の冷え込みが深くなってきました。冬らしい気候で歓迎です。この季節ならではの、いろいろな事柄に接することが出来るのも、醍醐味なのではないでしょうか。
 昨年の、息子へのサンタさんのプレゼントは天体望遠鏡でした。ウルトラマンや仮面ライダーと言っていたのが、地図や宇宙に興味が移ってきているようです。そういえば、私も中学生の頃、友人と天体観測をしていました。その頃だったか、もう少し前だったか、ハレー彗星がやってくるというので、世間を賑わせていた頃です。私と兄は、二人で貯めたお年玉で小さな天体望遠鏡を買いました。あの少年の頃を思い出し、子どもに便乗し、サンタさんにお願いすることにしました。名の通った光学機器メーカーの、そこそこの本格的なメカです。子どもが喜ぶ横で、同じかそれ以上に私がニンマリしていました。親子初観測は、もちろん月。そして、年末年始に地球に接近していた木星。一直線に並ぶ木星の衛星も、ばっちり観測できました。私が、天体に興味を持ったのは、そして今も持っているのは、そのスケールの大きさです。オリオン座のベテルギウスは500光年、さそり座のアンタレスも500光年、はくちょう座のデネブは1800光年と言われています。つまり、500年前、1800年前に光った光が今届いているということです。500年前なんて、安土・桃山時代とか、そんな話なのです。ほとんど理解不能です。それほどのスケールを目の前にすると、自分の悩みなんて、どれもこれもちっぽけなものに思えてきます。
 みんな、日々喜び、日々悲しみ、そうやって生きています。喜ぶときは目一杯喜び、悲しむときはとことん悲しめばいいと思います。でも、それが永遠のものであることはありません。楽観せずそして悲観せず、今を精一杯生きたいと思います。

2012.11.19

攻める

 いよいよ冬を思わせる天気が続いています。電車の中が蒸し暑くて心地よくないので、まだコートを着ていないのですが、そろそろかなと感じさせる日が多くなってきました。今年の秋は本当に短かったように思います。一年を締めくくる冬を、引き締まった気持ちで迎えたいと思います。
 今年嬉しく印象に残ったことが一つあります。21歳男子プロゴルファーの優勝です。わずか15歳8ヶ月でプロゴルフツアー優勝はみなさんもご存知の通り史上最年少の世界記録です。その後も着々と9勝まで優勝を重ねたわけですが、その後2年間も勝てない日々が続いていました。いつかまた優勝するとは誰もが疑う余地もなかった訳ですが、本人ですらこんなに空白ができるとは思ってもみなかったことでしょう。わたしがこの選手に声援を送る理由はいくつかあります。まず、プレースタイルがかっこいい。常に攻めます。攻めないとトップ集団から抜け出せないからです。次元の違いこそあれ、同じスポーツをしている私から見て惹かれるものがあります。次に、紳士的なこと。ミスショットをした時だって、怒りを撒き散らしたりすることはありません。ぐっとこらえてプレーします。ひと言で言うと大人です。さらに、内省的です。結果が出ないことを、環境のせいにすることはありません。日米往復で他の選手よりはるかにタイトスケジュールです。しかし、そんなことは口にもしません。黙々と練習をします。プロの世界ですから、実力が拮抗しています。その日その日の微妙な調子も関係し、優勝することは本当に難しいことです。その難しいことを再び成し得たその日、インタビューでも感極まっていることが十分伝わってきました。過去に、それが自分の演技だからと、採点上は点数にカウントされなくなった演技でも、それをわざわざ交えて演技して金メダルをとったフィギアスケーターがいました。ただの金メダル以上に私のレスリングで金メダルを獲りたいと語った女子レスラーがいました。このプロゴルファーだって、攻めるという自分らしさで勝ち取った一勝だったのだと思います。
 攻めることは、時には無謀だと映るかもしれません。実際に無謀的であることもあるかもしれません。しかし、技術に裏打ちされた攻めは無謀ではありません。基本ができているから攻められる。自信があるから攻められる。そこが、凡人ではない超人なのでしょう。私も、常に上を目指して頑張っていきたいと感じた瞬間でした。

2012.09.10

守る

 やっと朝晩は涼しくなってきました。寝るときは体のため出来るだけクーラーをつけないようにしていますが、寝苦しくて目が覚めるということもなくなってきました。今年は、何の秋にしようかと考えています。
 最近、再び私の中で熱をあげているのがゴルフです。ひと昔風に言うならマイブームです。大昔のゴルフのイメージは、「接待」「贅沢」などという、スポーツとは程遠いものばかりだったと思いますが、そんなことはありません。今はプレイ代だってかなり安くなってますし、友達どうしで来ている若者もよく見かけます。私は、30才前後の頃の2,3年間、毎週かかさず練習に行っていました。最初は、鉄製の耳かきもチタン製の肩たたきも全く真っ直ぐ飛びません。何だこれは!と思い、絶対に攻略してやると思ったのを覚えています。今は毎週という訳ではありませんが、また結構練習に行くようになりました。趣味というよりはスポーツです。凝り性で飽き性の私が長い間続いているものは、本当に好きな証拠です。理由は分かりません。好きなものというのは、そんなものかも知れません。たいていのスポーツは、多く点数を取った方が勝ちですが、ゴルフはより少ない方が勝ちです・・。たいていは動いているもので競技しますが、ゴルフは必ず止まっているボールを打ちます・・。たいていはプレイヤー同士のやりとりがありますが、ゴルフはそれぞれ別々に自分の玉だけを打ちます・・。そう思えば、ゴルフは特殊かも知れません。まあ、ともかく、やたら飛ばすことしか考えていなかった昔と違って、今はいろいろ考えてプレイしています。攻める時はガンガン攻めますし、危ないと思えば守ります。スコアを求めるなら、確率の高い選択肢から選んでいくしかありません。
 普段の業務で「攻める」とか「守る」とかはありません。失敗の許されない仕事ですから「守」しかありません。しかし、事務所をどの方向に導くかは「攻」と「守」にかかっています。より良いサービスとは何かを常に考えて、提案していきたいです。

2012.07.17

タイミング

 暑い日が続いています。ついに来たようです。夏です。そろそろ「近畿地方は梅雨明けした模様です」といういつものニュースが流れるのも近いでしょう。体調に気をつけていきたいと思います。
 この時期、毎年苦労することがあります。庭の草引きです。空き家のように草ぼうぼうではいけません。せめて人が住んでいるぐらいにはと思うのですが、草引きのためになかなかまとまった時間をつくることも難しい生活リズムです。そこで、時間を見つけては草引きなどをしているのですが、なかなか追いつきません。特に雨上がりなどを渇望してみても、私の空き時間はそんないいタイミングでは訪れません。しかし、先日そんな絶好のタイミングが訪れました。梅雨の合間です。待ってましたとばかりに庭へ出ること数時間。見た目にも決して満足はいきませんが、そこそこのあんばいになりました。普段は頑固な草も、雨上がりだとすっと抜けたり、いくつもの草が実は根っこでつながっていたり、いろいろでした。
 ものごとにはタイミングが大事です。いたずらにタイミングを待ち続けるのは良くないことは言うまでもありません。それにそなえて普段から準備をすすめることこそが大事です。複雑に見える問題も、根っこは同一かも知れませんし、いくら頑固な相手でも懐へ飛び込むことで解決することもあることでしょう。掃除や草引き、時間さえあれば、私は実は嫌いではありません。

2012.05.21

一歩踏み出す

 クールビズを宣言したものの、早朝のノージャケットは肌寒さが残ります。早すぎたかなと思いますが、昼頃には暑くてたまりません。そんな日々が続いています。梅雨前のまだ過ごしやすい時期を楽しみたいと思います。
 そんな中、私の故郷でイベントが開催されるというので行ってきました。何ヵ月も前から告知されていたイベントだったので楽しみにしていました。食のイベント「グルメグランプリ」。地元の商工会議所青年部が主催する、いわゆる町(村?)興しです。家族で実家の両親を迎えにいって、熱気あふれる会場に足を踏み入れ、次々と食を楽しむ・・・ん~うまい!というのを想像していたのですが・・・。仕事が入り、子どもが熱を出し、しかし知り合いの人が出店してたので、1人で両親を迎えに行き何とか顔だけは出しました。結局終了間際で何も食べられず、結果発表だけは、しっかり見て帰りました。当初5000人の入場予想が1万人以上の入りだったそうで、大成功に終わったようです。列席した市長も大変ご満悦の様子でした。
 企画、構想、準備、その他いろいろな人の努力があったからこそ成功に導かれたのでしょう。しかも、はじめの一歩を踏み出した方々がいなければ何も興らなかった訳です。そんなことに思いを馳せながら、一人家路につきました。

2012.04.02

三兎を追う

 日中は過ごしやすく、ポカポカ陽気の日が増えてきました。朝早い電車をのぞいては、コート姿も見かけることが少なくなりました。このいい季節にこそ、いろいろなことをしたい気持ちになります。
 先日の水曜日も本来は休日だったのですが、少し仕事が入りました。息子と遊びにいく約束をしていたもののかなわず、十分な時間をとってやれませんでした。わたしが勝手に休日のシフトにしているだけで、世の中の半分以上の業界は営業している訳です。しかも仕事なら仕方ないと言えば仕方ないことです。しかし、まだ幼い息子に言われました。「約束してたのに…」。「仕事やねんから仕方な・・・」とその言いかけたその時、私は、学生時代の居酒屋での友人との会話を思い出しました・・・。「俺は将来、家庭を大事にする仕事人間になるねん」と言っていたことを・・・。昔からバイトも好きで、働くこと自体は好きです。嫌な思いをすることも当然ありますが、仕事を成し遂げた時の達成感にははるかに及びません。しかし、それはそれとして、私は息子との約束を守れなかった訳です。悪いのは明らかに私です。
 私は、職業人であり、夫であり、父でもあります。仕事人間に徹することなら簡単ですし、家庭人間に徹することも簡単です。しかし、すべての役回りをこなせてこそ、自分が目指していたものです。20年前の自分を失望させないためにも。

2012.02.13

まわり始める

 2月に入っても毎日寒い日が続いています。ましてや雨続きで、寒い・・・冷たい・・・移動中はほんとに辛いときもあります。まあ、社会人ですから、少々のことは笑顔で我慢我慢。もともとイラちの私ですが、歳を重ねると我慢強くなるものです。
 しかしながら先日、妻と冷戦状態になりました。きっかけは、お話しするのも情けないぐらい、つまらないことです。今から思えば本当にどうでもいいことです。でも、夫婦喧嘩は大抵そんなもんです。お互い意地の張り合い、必要以上の外交以外は口をきかないこと数日。たまたま仕事も忙しいのが重なったので朝早く出て夜遅い日が続き顔も合わさない日の連続でした。でも、「行ってきます」と「おやすみ」は必ず言うようにしている私、いつのことか次第にかみ合い、いつのことか普段どおりに戻りました。
 何をやってもうまくいかない時があります。スポーツでもそうです。仕事でも感じることがあります。しかし、そんな状態からふと、うまくまわり出す確かな瞬間を感じることがあります。振り返れば、自分の気持ちが前を向いた瞬間です。嫌なことは、ついつい誰しも後回しにしがちです。しかし現実はひとつですから、結局はそれに向き合う自分の気持ちの持ち方です。嫌なことほど一番先に処理しないといけません。常に前を向く強い心があれば、大抵のことは解決する…。そう信じて日々過ごしています。

2011.12.25

いつか止まる

 一日中凍えるような寒さが続いています。陽が差しても、ほとんど変わらないぐらいの寒さです。しかもここ2、3年、年末年始は決まって雪が降っていますから、この冬もまた降るかもしれません。息子のはしゃぐ姿が目に浮かびます。せっかく四季がある日本、やはり、冬は冬らしくあるのがいいいのではないかと思います。
 「らしさ」で思い出す今年の出来事が、私にはふたつあります。まず、ある棋士の将棋の王座戦とやらの連覇記録が19で止まったことです。その方面に疎い私は、そのニュースが流れるまでは、そんな記録も知らなかったぐらいです。しかし、その本人をテレビで見たこともありますし、どんな人物かはある程度想像がついていました。記録が途絶えたその後「残念ですが、連覇の記録はいつかは止まることですから、その時が来たのかと思います」とコメントしています。イメージどおりのその人らしいコメントです。もう一つは、ある日本人大リーガーの連続200本安打記録が10で止まったことです。連日の活躍でニュースの絶えない選手ですから、こちらは昔からよく知っています。記録が途絶えたその後「なぜか晴れやかですね」「ようやく続けることに追われることがなくなったので、ちょっとホッとしている」とコメントしました。私は、ものすごく意外でした。もっと強がる発言をするのではないかと想像していたからです。彼も人の子、ものすごいプレッシャーと戦っていたのでしょう。今までの彼のスタイルは、処世術としてのパフォーマンスだったのではないかと思ったのを記憶しています。
 何かが途絶えることは残念なことです。しかし、いつか止まることもまた事実です。なぜなら、生身の人間がやっていることだからです。ふたりとも別に連続記録を目指していたのではないでしょう。プロフェッショナルとして日々上を向いていたら、その軌跡として連続記録がついてきていただけなのだと思います。わたしも、そのように生きていきたいと感じました。 

2011.10.31

努力を重ねる

 朝晩は肌寒い日が多くなってきました。夜明けもかなり遅くなりました。寒暖を繰り返しながら、季節が巡っていくのを実感出来ます。
 そして、今年もうひとつ実感したものがあります。平穏や安全、安心です。そして、それらは高価な付加価値だったのだということです。例えば、早い電車に乗れば、それに対する割増料金を支払います。高速道路に乗れば、高速料金を支払います。深夜に何かを買いたければ、コンビニでスーパーよりも割高で商品を買います。良い食材を使った高級料理を食べたければ、それに見あった食事代金を支払わなければなりません。集客のできるプロ野球スター選手には、高価な年俸を支払わなければなりません。同じように、日々平穏な生活を送るという付加価値のためには、それ相応の費用がかかるものだということです。
 世の中には、ただで手に入るものはありません。何かを得ようとすれば、何らかの費用がかかりますし、なんらかの代償を支払わなければいけないこともあります。しかし、何よりも大事なのは日々の不断の努力です。努力なしに物事が成ることはありません。より一層、努力を重ねていこうと思います。

2011.09.12

基本と集中

 日中の暑さはまだまだ続いていますが、朝晩は涼しいぐらいの気候になってきました。次の季節の訪れももう近いのかも知れません。
 夏休みが終わっても空手を続けている息子のために、妻がDVDを借りてきていました。カンフー映画だと思います。私も、見るとはなしに何気なく見ていました。カンフーなんてかじったらこともない少年が、師匠と出会い、カンフーの試合に出て優勝するという、あの映画のリメイクです。確か去年の映画だったように思います。師匠は最初、少年にカンフーを全く教えません。実は教えているのですが、教えているようには見えません。来る日も来る日もジャケットの掛け下ろしです。なんのためかわからず、ついに飽き飽きした少年が師匠の家を後にしようとした矢先、師匠がカンフーで攻撃を仕掛けてきますが、なぜか防御できます。その時少年は全てを理解しました。ジャケットの掛け下ろしは、ただの退屈な動作ではなかったのです。身をかがめたり、翻したり、目の前の攻撃を防御したり、両手で突いたり・・・すべて体が覚えこんだのです。師匠は事ある毎に「基本が大事だ」「集中力だ」といいます。少年は、その「基本」と「集中」と強い心で優勝を手にしました。
 基本が出来ていなければ応用はありません。過去にオリンピック3連覇を達成し、「練習は少なくていいんです。僕は天才なんです」と言っていた柔道選手がいましたが、かなりレベルの高い「基本と集中」を持ち合わせていたのではないかと、ふと思い出しました。仕事でも同じです。基本に忠実にしておいて良かったと、私自身、後で胸をなでおろした経験が何度かあります。基本と集中、そこに継続が加われば、まさに怖い物なしだと思います。

2011.07.25

やり遂げる

 梅雨が明け、一気に夏らしい気候になりました。朝の街路樹では、 蝉の大合唱も聞こえてきます。これからの暑い夏、体調万全で乗りきっていきたいと思います。
 うちの息子はといえば、夏休みに入ったものの、日中は友達と遊んでいることが多いようです。そんな友達と一緒に習い事も始めたようで、夏休みの短期教室とやらに行っています。スイミングと空手教室です。スイミングのほうは気がすすまないらしく、足取りが重いと妻が困っています。それを聞き、忘れかけていた昔の記憶がよみがえってきました。そういえば、私もスイミングが嫌いでした 。しかも、大嫌いでした。こう見えてもみんなから運動神経抜群だと言われ、水泳ができないと言うと意外な顔をされることの繰り返しでした。当然小学生高学年になっても泳げず、業を煮やした両親が、私をスイミングスクールに通わせることにしました。その頃は、毎週日曜日のやってくるのが嫌で仕方がありませんでした。1回の講習の時間が割りと長く、早く終わらないかなあと時計を見ては、まだ10分しか経っていないそんなスイミングの日々でした。おかげで、泳げるようにもなり、弱点も克服できました。思えば、両親も私を海やプールには連れていかず 、私も息子に対しては同じ状態です。当然の結果だと反省しています。
  昔と違い、今やいろんなことを気軽に体験し、また始めることができる世の中です。その分気軽にやめる風潮もあります。いつの世にも困難はつきものです。一度始めたらやり遂げる強い心と適切な努力が必要です。強い心を持ちつづけ、何事もこだわっていきたいと心を新たにした日でした。

2011.06.06

同じ

 衣替えの時期ともなると、蒸し暑い日が増えてきました。今日も暑くなるとの予報です。最近は堂々とノーネクタイでも受け入れられる風潮が出来ている感があり、これからの季節は本当に助かります。
 暑さとは全く関係ありませんが、最近始めたことが2つあります。ここ数年、大げさですが年齢を感じることが多くなってきています。いつまでも若くはありません。若干ですが体力が衰えています。筋力も衰えています。このままではいけないと、腹筋・腕立てをしています。少しずつながら、継続することにポイントを置いています。もう一つは、自分でも意外なのですが、小説を読んでいます。家族からも意外だと言われています。いつも持ち歩く仕事の鞄に必ず入っています。これといったきっかけはありません。急に読みたくなったのです。今年の正月、妻の両親の実家へ帰省中、本屋に行きました。結構長い時間いたことも手伝って、いつもなら素通りする小説コーナーの前で立ち止まりました。文学作品と言われている小説がつまった、ある作家の文庫本を手にしました。教科書でも読んだことがあります。でもあまり覚えていません。ぱらぱらめくっていると、文章末尾に、「(大正○○月)」と書かれています。すべての小説がそんな具合です。あたりまえのことですが、今から100年近く前に書かれた小説です。そのことに何か感じるものがありました。読んでみようとすぐに思いました。少しの時間でも読み切れるように短編集を買いました。手放しで褒めるわけではありませんが、やはり、古いものには珠玉が詰まっていました。自分を顧みる良い機会になりました。
 今と昔では生活様式が全く違います。ことば一つとってみても、昔のものはわからないものが多いです。しかし、人間がその営みの中で考えていたことは、そんなに変わらないのではないかと思いました。同じことを悩み、同じことに喜びを感じていたのでしょう。そんな中に、これからの自分を考えるヒントがあるように思っています。

2011.04.11

幸せな毎日

 4月に入り、やっと春らしい気候になってきました。しかも日中はやや汗ばむ陽気の日もあります。この様子だと夏も近いのかも知れません。今のこの過ごしやすい時期、いろんなことを考えます。
 そのひとつに、何気ない日常を時々振り返ります。
朝目覚めます。
ベッドで寝ています。
横には、妻と子どもが寝ています。
あたたかい布団があります。
リビングに行き、部屋の電気をつけます。今日も変わることなく電気が通っています。
顔を洗います。水道からは、いつもどおりきれいな水が出てきます。
ひげを剃り、頭だって洗おうと思えば洗えます。
適当に済ますとはいえ、朝ご飯があります。目覚めのコーヒーがあります。
ポストには毎朝新聞が入っていますし、何より雨風をしのぐ我が家があります。満タンに充電された携帯電話を持ち、満開に咲く近所の桜を目にしながら駅へと歩きます。
時刻表通りに到着する電車で事務所へ向かいます。
仕事を終え、家に帰ります。
晩ご飯を食べ、風呂に入り、我が子とともに温かい布団で眠ります。
 何気ない日常ではありません。とんでもなく幸せな毎日です。このような日常を送れるということがどれだけ幸せなことかと、今世の中の多くの人が感じていることでしょう。まわりへの感謝の気持ちを忘れず、自分が他者に何をすることが出来るのかを考えることが大切です。貴重な毎日を無駄にすることなく過ごしてゆきたいと考えています。

2011.02.07

いつも笑顔を

 今年の冬は、いつもと比べて寒い日が多いように感じます。その冷え込みは、まさに体の芯まで凍えるほどです。明日の朝もまた冷え込むようですが、寒さは幾分やわらいできているように思います。次の季節はすぐそこまで来ているかも知れません。
 まだ寒い日々でも、普段生活している中で気持ちだけは和らぐことがあります。私には、最近気になっている人がいます。といっても異性ではありません。とあるおじさん、もしくはおじいさんかも知れません。そのおじさんは、私が仕事でよく行くとある法務局の入口管理室にいます。「室」と言っても1坪もないくらいのプレハブで、駐車券の受け渡しをする小さな建物です。その中にそのおじさんがいるのです。私の仕事中の移動は電車がほとんどですから、そのおじさんから駐車券をもらった記憶はほとんどありません。ひょっとすると、もらったこともないかも知れません。でも、毎回二言三言挨拶をする仲です。そのおじさんがいつからそこにいるのかはっきり覚えていません。ひとつ覚えていることは、最初におじさんから元気よく笑顔で挨拶をしてもらったことです。「こんにちは!」と破顔一笑、でも仕事で先を急いでいた私はろくな挨拶もできず、ひょっとしたら会釈くらいしかできなかったかも知れません。その法務局で業務を終えるまで、心の片隅に小さな後悔が漂っていました。業務を終えて、帰りに車路向かいのその建物に、やはりそのおじさんはいました。「お疲れさん!」とまた破顔一笑、今度は私も何か挨拶を言って帰りました。それから2年ぐらい経つかも知れません。私も必ず笑顔で挨拶をしています。不思議なもので、別の人が当番だと少しがっかりします。大げさに言うと、そのおじさんと挨拶をするのがその法務局へ行く楽しみになっています。そのおじさんを尊敬しているのは、そこへ来る全ての人に対してその挨拶をしていることです。しかも、ずっと続けていることです。なかなか出来ることではありません。
 笑顔は伝染します。浮かない人の心も晴れやかに変えますし、自分の浮かない心さえ自分で晴れやかにすることが出来ます。同じことなら笑顔でしたほうがいいに決まっています。私もいつも笑顔を心がけるようにしていますが、尊敬するあのおじさんの笑顔をめざして日々過ごしていきたいと思っています。

2010.12.06

ウルトラマン

 朝晩は本当に寒い日が多くなってきました。夜明けもかなり遅くなってきています。寒いのは嫌いではありませんが、いつまでも若くはありません。年々体調管理には気を遣うようにしています。ただただ日頃の摂生に努めることも大事ですが、人間やはりわくわくすることも大事なのではないかと思います。
 子どもと過ごしていると、わくわくする経験がよみがえることがよくあります。私の息子はウルトラマンのファンです。どれぐらいかというと、大大大ファンです。今現在はテレビシリーズで放映されている新作はないのですが、ケーブルテレビでは毎週旧作が放映されています。古いものだと初代「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」、最近のだと「ウルトラマンメビウス」などです。今と昔では映像技術に格段の差があって、見ていてもまさに別次元なのですが、そんなことはお構いなしの様子です。ウルトラシリーズも回を重ねて、今では何十というウルトラ兄弟が存在します。ウルトラの父の子は、実はウルトラマンタロウだけだとか、ウルトラの父の名前は実は「KEN」だったりとか・・・息子は私に何でも教えてくれます。テレビだけでは飽きたらず、円谷ジャングルというウルトラグッズショップにもよく行きます。ウルトラマン握手会やウルトラマンバトルショーを無料で開催してくれています。ウルトラマンを愛する少年家族で、いつも黒山の人だかりです。所詮、怪獣が登場して街を破壊する、ウルトラ警備隊が応戦し、最後にウルトラマンが登場して怪獣をたおす・・・毎回毎回同じことの繰り返しなのですが、息子も私もきっとそれを確認したいのでしょう。
 現実の世の中は複雑です。ウルトラマンみたいに必ずしも勧善懲悪とはいかないのが現実です。でもその強い心をもって世の中の少年達が成長してくれればよいといつも思っています。今、息子はサンタクロースに手紙を書いています。ウルトラマン変身アイテムセットをプレゼントしてもらうのだそうです。

2010.10.04

ガンプラ

 今日も雨降りです。一雨ごとに秋の気配が感じられます。あれだけ暑い日が続いた夏も、最期は一気に終わった印象を残して過ぎ去りました。
 わたしの今年の夏はといえば、久々の再会がありました。といっても人ではありません。ガンプラ、ガンダムのプラモデルです。30年ぶりぐらいでしょうか。妻の両親の実家に帰省したときに、妻の両親が孫のためにとレゴブロックを買ってくれていました。特大の箱に入った消防車セットでした。たいそう高いのではと気になったまま自宅に帰り、近くのおもちゃ屋に見に行きました。同じものを見つけ、値段を確認してさあ帰ろうとしたその横のコーナーにずらりとガンプラがならんでいました。「ガンプラや」とつぶやいた私は、吸い込まれるようにそのコーナーへ。私は、元祖ガンダム世代です。昔は一日中外で遊んで、本当に真っ黒に日焼けしていましたが、ガンプラをこよなく愛する少年でした。1/144スケールで確か300円、昔の少年にも夢に届く値段で売られていました。いくつ作ったか分かりません。さて、今のガンプラは昔と決定的に違う点がありました。全部色付きパーツなのです。これは衝撃でした。昔のパーツはほとんど白一色で、これまた専用のガンダムカラーという塗料があり、それをわざわざ買い、塗装したものです。早く作りたくて、塗装が乾くのを今か今かと待っていたのをはっきりと覚えています。もはや買うことは決定しました。ガンダムと量産型ザクのセットという魅力的な箱があったので早速購入し、妻に頼まれたお遣いを済ませ、家に帰りました。その日のうちにガンダムは作り上げました。さらに驚いたのは、パーツの多さです。記憶をたよりに考えると、昔の3倍ぐらいの多さだと思います。その分、関節の動きが抜群で、ガンダムが機関銃を真上に打ち上げるあの有名なシーンも簡単に再現できました。思えば機動戦士ガンダムが魅力的だったのはそのストーリーでもありました。ジオン軍対地球連邦軍、それぞれの言い分で戦っていたわけです。こども心に、単純な善対悪ではない難しさを感じていました。
 人はみな、それぞれの正義で行動しています。だからこそ衝突が起こります。その衝突が衝突以上にならないように、お互いが相手の考えを理解しようとする行動が大事なんだろうと思います。ガンダムとザクを前に、ガンダムを知らない息子が聞きました。「どっちがいい者なん?」私は少し考えてから答えました。「どっちかなあ

2010.08.09

掃除をする

 まさに夏という気候です。本当に暑い日が続いています。ほとんど雨が降らないことも原因でしょう。仕事でなければ暑いのは嫌いではありませんが、仕事中には、最近の暑さは若干辛く感じます。
 そんな季節でも、体力にはそこそこ自信がある私は、心の奥底では「自分に限って病気なんか」と思っていますが、そう若くもない年齢になってしまい、いろいろと意識的に心がけていることがあります。まず、必要以上と思うぐらいの水分補給。われわれの業界は、移動は電車・バス・徒歩です。この徒歩というのがくせ者で、結構距離があっても歩きます。次に、飲酒回数を減らすことです。数年前から、お酒を飲む日は()()()と決めています。「心がけ」なので、恥ずかしながらこう暑いと100%守れていません。最後に風呂掃除です。健康維持とは全く関係ありません。妻に命じられて仕方なく・・・というわけでもありません。きっかけは反省です。反省したときは掃除をすると昔から心に決めています。先日家庭内で、私が反省しないといけないと思う出来事がありました。今もかなり反省しています。内容はお話しできませんが・・・。いつも、帰宅するとまず風呂に入ります。その翌日も帰宅してまず風呂に向かいました。いつもどおりやや冷たいぐらいのシャワーで、熱くなった体を冷やします。その後、無心に風呂掃除をしました。その翌日も、そのまた翌日も・・・。知らずのうちに、いまや日課になってしまいました。そもそも掃除をしていると、掃除そのものに没頭することが出来ます。何か無心になれます。そのうち、自分を省みる心境に移っていきます。毎日必ず行う入浴の一部になったことで、その日を振り返り、翌日につなげていけるいいリズムが出来たと思っています。
 掃除をすることは、自らを省みる良い機会です。当事務所でも、全員交替で、早出をして毎日掃除をしています。事務所内をきれいに保つためでもありますが、掃除を通して、お客さんのことを思い、家族のことを思い、自分の行いを顧みて、何かに気づいてくれれば良いといつも思っています。

2010.06.14

まず自分が変わる

 この季節らしく雨降りの天候が続くようです。いよいよ梅雨入りです。この時期にしては、例年に比べて過ごしやすい日が多かったように思いますが、これからはいよいよ梅雨本番そして夏本番と、あっという間に進むことでしょう。イライラせずに気持ちをゆったりと持つように、意識的に過ごしてゆこうと考えています。
 そんなことを考えていると、ある話をふと思い出しました。僧籍も持つ、超一流企業の会長が、あるお寺での修行中に聞いた法話だそうです。
 若い修行僧がある日老師に尋ねました。「地獄というのはどんなところなのですか。」老師は答えました。「地獄も極楽も同じじゃ。大きな釜の中に、うまいうどんが湯気をたてて煮えている。ところがそれを食べるには、長さが1メートルほどもある長い箸を使わなければならない。地獄では、めいめいが自分の長い箸でうどんを争って食べようとする。しかし、箸が長すぎるためにうどんを掴んでも口に入れることができない。皆、自分が真っ先に食べようとし、やがてけんかになり、うどんはあちこちに飛び散って誰も食べることができない。」若い修行僧が続けて尋ねました。「それは極楽も同じことではないのですか。」老師の答えはこうでした。「それが違う。そこでは、人々は長い箸でうどんを掴むと、まず釜の向こう側にいる人に食べさせてあげる。すると、今度は釜の向こう側の人が、うどんをとって自分の口に入れてくれる。そこでは、全員がおいしいうどんを食べることができる。」
 相手に何かしてほしいことがあれば、まず自分がしなければなりません。相手に変わってほしいと思うことがあれば、まず自分が変わらないといけません。生きている今、そんな行動が自然とできる人になりたいと思っています。

2010.04.19

単純なもの

 ここ最近の寒の戻りは予想以上で、朝晩はコート姿に戻ってしまいました。明日からは今度は雨が続くようで、季節の変わり目はほんとうに過ごしにくいものです。外へ出かけたくなるような陽気が待ち遠しいです。
 そういえば、去年の春の陽気に誘われて、それ以来結構夢中になっているものがあります。自転車です。きっかけは子供です。去年の子供の誕生日プレゼントは自転車にしました。車種とインチは私が決めて、色は子供に決めさせました。念のためヘルメットも。買ったばかりのその自転車を車に積んで、子供と広場に出かけました。放っておいたら何時間でも乗っています。ふと、自分も自転車に乗りたくなりました。普段仕事で乗ることはあっても、それは単なる手段です。そうではなく、乗ることそのものを楽しんでいる子供がうらやましくなったのです。早速、今度は自分の自転車を買いにいきました。坂の多い家の近くでは乗ることはめったにないので、車で運びやすい折りたたみ自転車と決めていました。20インチ6段変速、せっかくなので、今までの自分ならきっと買わない「赤」にしました。気分はすでに、真っ黒に日焼けしていた少年時代。子供と一緒に、文字通り日が暮れるまで自転車に乗りました。
 世の中にはいろんな遊び、楽しみがあふれていますが、単純なものほどそれだけに楽しいのかも知れません。世間の荒波にもまれるうちに、すっかり薄汚れてしまった私ですが、ひと拭きすればまだ光っていた自分に一安心です。

2010.02.22

まわり道

 寒い朝は体の芯まで冷えるように寒いものの、暖かいときはまるで春のような陽気を感じる日が出てきました。日に日に、日の出が早くなってゆくのが感じられます。冬らしい日々は、短かったように思います。
 しかし、同じ地球のとある場所では、冬真っ只中の熱い戦いが日々繰り広げられています。4年に一度の大舞台ですから、その間自分の積み重ねて来たものを披露する絶好の機会です。いろんなニュースが飛び交っています。そのなかで好成績を期待されながら、4位に終わった選手がいました。その選手は、前回5位、前々回6位、その前の初舞台は7位でした。競技終了後のその選手のインタビューは、心に残りました。全力を出し切ったであろうその順位が4位でした。「満足」と言いかけて、「いや満足というかちょっと悔しいです」と言い、「何でこんな一段一段なんだろう」とも言いました。気丈に振る舞いながらも、その頬には涙がつたっています。単なる悔し涙ではなく、4年間の重圧から解き放たれたことから来た涙でもあったことでしょう。同じく代表選手でもある、その選手の夫は「結果というものは天気みたいなもの。その日にどの選手が晴れるかという感じだと思う」と言い、妻をねぎらいました。まさにトップレベルです。しかも、足かけ13年もの間、世界トップレベルにいることになります。決して薄っぺらなことばではなく、ただならぬ努力を重ねてきた人達だから言えることばだと感じました。
 努力なしに結果が出ることはありえません。また、どこまでやれば大丈夫という限度も分かりません。だからこそ、みな、その不安のなかで日々努力を重ねてゆく訳です。最短距離ではなく回り道をしながらでこそ、薄っぺらでない真の実力がついていくのだと感じましたし、そう信じています。

2009.12.28

世界がもし100人の村だったら

 年末ともなると、さすがにまさに冬本番という寒さが続いています。早朝の霜景色も、毎日の当たり前の光景になってきました。早くも一年を振り返る時期です。
 今年を振り返っていい一年だったかと聞かれれば、良くもあり悪くもあり。ただただ早かった一年でした。いい出会いもありましたし、大変お世話になった方の急逝に茫然としたこともありました。そもそも日常を振り返れば、やはり幸せな一年だったでしょう。
 これは、今年ずいぶん久しぶりに読み返した本「世界がもし100人の村だったら」の一節です。
「50人が女性です 50人が男性です」
「28人が子どもで72人が大人です そのうち7人がお年寄りです」
「14人は栄養がじゅうぶんではなく1人は死にそうなほどです でも14人は太り過ぎです」
「82人は食べ物の蓄えがあり雨露をしのぐところがあります でもあとの18人はそうではありません 18人は、きれいで安全な水を飲めません」
「銀行に貯金があり 財布にお金があり 家のどこかに小銭が転がっているなら あなたはいちばん豊かな8人のうちの1人です」
「自分の車をもっているならいちばん豊かな7人のうちの1人です」
「1年の間に 村では1人が亡くなります でも、1年に2人赤ちゃんが生まれるので 来年、村人は101人になります」・・・
 仕事の目標ならシビアに追求しないといけません。でもそうでないならば、イライラする必要なんてこれっぽっちもありません。足ることを知れば、それで十分だということが分かるからです。今年の仕事は今日で終わりです。今年も幸せな気持ちで、一年を締めくくりたいと思います。

2009.11.02

バランス

 朝晩寒くなったとはいえ、まだ震えるような寒さはおとずれていません。ましてや日中はといえば、仕事で足早に移動した時など、やや汗ばむぐらいの陽気の日もあります。スーツは、まだ夏用を着ています。もう11月だと言うのに、この様子ではまだまだ秋が続くのかもしれません。
 今年の秋にも個人的にはいろいろなことを経験しました。先日は、生け花の展覧会に行ってきました。きっかけは息子です。私の妻は息子に、ちょっとした生け花を習わせています。ひょっとして将来は、あの有名な男性華道家みたいになるのか。それはさておき、自宅のすぐ近所で、子供対象に教えてくれるところがあります。息子も生け花とは解らずに、楽しいから行っているようです。私は、その「お花の先生」の展覧会に家族と行ってきた訳です。
 会場内は結構な人出でした。生け花の数も相当なものでした。そういう方面には縁遠い私ですから、訳も分からず、ひとまず見始めました。しかし、素人ながら何かしら感じるものはありました。ものすごく豪華な作品もあれば、こじんまりとした作品もあります。その中でも美しいと感じるものには、ある共通点がありました。一言でいえばバランスでしょう。形のバランスだけではありません。主張する花と主張しない花、主張する色と主張しない色。個人的には、紫式部とかいう草花らしきものを使った作品に惹かれました。自ら、生け花を始めることはないとは思いますが、華道ともなればきっと奥深いのだろうと感じました。
 極端なものは目を引きますが、美しいとはあまり感じません。スポーツでも、美しいスイングからはいい結果が出る確率が高いでしょう。その奥にバランスがあるかどうかが表に現れているのだと思います。日々の生活を美しく送り、美しく生きたい、それが私の究極の目標です。

2009.09.07

捨てる

 お盆を過ぎた頃から、朝晩の涼しさが心地よくなってきました。街路樹の蝉の鳴き声ももはやなくなりました。暑い日もありましたが、今年の真夏はと言えば短かったように感じます。これからの過ごしやすい季節、貪欲に色んなことにとりくんでいこうと思っています。
 その一環という訳でもありませんが、最近色んなものの片付けをしています。つまり処分です。妻と二人で暮らしていた頃は、少々の要らないものが置いてあっても手狭には感じませんでしたが、子どもが大きくなるにつれて、驚くほどに物が増えてきました。収納は限られている訳ですから、何かが増えれば何かを減らすしかありません。今までの私は、親譲りの性分なのか、なかなか物を捨てることができませんでした。「いつか~するかも知れない」と、ついついとっておくことがよくありました。しかし、そんなものに限ってまた使った例しがありません。最近は一転、捨てに捨てています。迷ったものは、記憶に残し、まず捨てるようにしています。迷うということは、必ず必要という物ではないという証拠だからです。その結果は徐々に出てきています。部屋の中がすっきりしていると、精神的にもすっきりした気分になります。
 何においても余裕は限られています。時間においても、場所においても、人との関係においても、無限ということはありえません。仮に無限を求めたとしても、必ず限界があります。先を見据えたうえで、そのときにおいて最も必要だと思うことを、迷わず行なうことが大切だと思います

2009.07.13

ゴミ出し

 梅雨らしい日々はほんの一時期だった印象の中、そろそろ梅雨明けした地方も出始め、もうすぐカラッとした暑さが始まろうとしています。夏だからなのか、同じ朝早い時間の電車でも、冬よりたくさんの人が乗っています。ならサマータイムもいいんじゃないかと。一生のうち一度は経験してみたいと思っています。
 そんな夏が近づくにつれ、私の住む町の自治会で毎年議題にあがる問題がありました。ごみの問題です。正確にいうと、生ごみに群がる野良猫の問題です。私の班にはせいぜいごみネットがあるぐらいで、最近でこそよくある立派なゴミステーションなどありません。しかしながら週2回ある生ごみの日の前日夜から出して良いことになっていました。そこに野良猫が群がります。当たり前のことです。自治会の話し合いで出る提案といえば、ごみネットを強化するネットがめくられないように重石を置くごみ収集場所を変えるなどなど。朝の収集時間に合わせて出せばいいものの、楽に慣れてしまった頭にはそんな発想すらありません。また、そんなこと皆がそろって出来るわけがないという空気もありました。ところが、私の住む班の新しい班長が断行しました。「ごみは朝7:00から7:20の間に出してください」との回覧が回ってきました。楽に慣れきっていた私は、その回覧を見た瞬間はやはり少し戸惑いました。しかし今や、結果はといえば大成功です。ごみネット(結構高いらしいです)すら不要になりました。皆が皆、決まった時間にごみを出すようになり、ご近所と顔を合わせて会話する機会も増えました。一石二鳥の英断でした。
 迷ったときは正面突破です。いつもそう心に決めているにもかかわらず、その時の私はといえば、いまある前提をゼロにして考えることすら出来ませんでした。恥ずかしいかぎりです。そして今回の件で個人的に何よりうれしかったのは、ご近所皆誰一人として決まりを守らない人がいないことです。私の班は、いろんな年齢層の方がいますが、まだまだ捨てたもんじゃありません。

2009.05.18

余命・・・

 日に日に日中の日差しが強まる中で雨の日が繰り返し続いたりと、何とも慌ただしい初夏です。最近私の個人的な予定を組んだ日に限って雨にあたり、また次の予定も今のところ雨予報です。残念ではありますが、そんなことはたいしたことではありません。また明日があるのですから。
 しかし世の中にはその明日すらない場合もあります。仕事から帰ったある日の夜遅く、一人で何気なくテレビの電源を入れると、これから公開の映画の宣伝番組が流れていました。いわゆるメイキングVTRです。わずか24歳6ヶ月、乳がんでこの世を去った女性とまわりの人々、今までドキュメンタリー番組や本が出版されるなど話題となったあの話です。その存在を知ってはいましたが、私は改めてふと考えさせられました。私は私自身がもし余命1か月と宣告されたら、どう生きるかということは考えており、胸の内にはその答えがはっきりとあります。しかしながら、もし私の妻や子、友人が余命1か月と宣告されたらどうでしょうか?そんなことは考えたこともありませんでした。両親のことでさえ。まわりの者が人としてどう生きるべきか、とても難しいテーマです。この問いに対する答えをこれから探していこうと思います。
 水道の蛇口をひねればきれいな水が出てきますし、ある日突然ミサイルが飛んでくることもまずありません。ましてや、自分にまたいつもと変わらない明日がくることを疑うこともありません。仕事はもちろん、遊びでも、家族と過ごす時間でも、常に一生懸命でありたい。いつもそう思っています。

2009.03.16

子は親の鏡

 体の芯まで冷えるような寒さはなくなったものの、まだ朝晩は少し冷え込み、日中でさえ肌寒い日があります。そうかと思えば、日中の暖かい日差しが、足早に急ぐ体には暑く感じられる日もあります。こうやって少しずつ必ずおとずれる四季の変化に、いつも脱帽です。
 先日、脱帽とまではいきませんが、電車のなかで感心した出来事がありました。電車の中は他の人との距離が近すぎる上にマナーの悪い人も多く、気持ちよく電車に乗っても電車を降りる頃にはすっかり嫌な気分になっていることが多いものです。しかしその日は、すごくいい気分で電車を降りました。電車に乗ったのは仕事で移動中の昼下がりで、各駅停車。かなり空いていました。母親と小学生ぐらいの子供が、比較的大きな声で話をしており、会話の内容も良く聞こえるほどでしたが、さほど気になりませんでした。その親子はそのまま目的駅で電車を降りようとしましたが、母親がふと、扉近くの座席の下に飲み捨てられていた空き缶を見つけた様子でした。母親は一歩戻ってその空き缶を拾い、電車を降りて駅のホームのゴミ箱に捨てました。子供は何も言いませんでしたが、じっとその母親の行動を見ていました。母親のほうも何も言わずに子供と歩いていきました。ただこれだけのことです。でもすごくいい気分でした。
 子は親の鏡ともいいます。子供は親の育て方で育ちます。親の背中も見て育ちます。私にも幼い子供がおりますが、襟を正されたような気がしました。自分の背中を子供に見せ、また大事なことは言葉にして伝えて行こうと思いました。

2009.01.05

大切なこと

 今日は少し寒さが緩んだものの、年末年始の冷え込みは相当だったように思います。まさに冬、これからもう少し寒くなるのでしょう。少しは雪の降る日もあったほうが四季を感じられていいのではないか。そんな気分でお正月を過ごしていました。
 年末年始は久々のまとまった休みでした。普段連休をとらない私には、家族と過ごす大切な時間です。私と妻それぞれの実家へも帰り、はしゃぐ孫の姿に目を細める両親を見て幸せを感じていました。妻の父親が、孫のために買ったDVDの映画を孫に見せてくれました。5人の子供がチョコレート工場に招待されるという、あの映画です。「ただただ食いしん坊」「向こう見ずな自信家」「親のお金でなんでもかなえてしまう子」「科学一辺倒の頭でっかち」「家族を愛する純粋無垢な子」。チョコレート工場の見学をするうちに、それぞれの行き過ぎた長所が原因で、一人ずつ脱落し、最後に残ったのは、想像通りのあの子でした。
 なにごとも、行き過ぎは自ら自身の身を滅ぼします。世の中には全くの作り話がたくさんあります。この映画だって非現実です。しかし、その中にこそ真実があるように感じました。わが子には、映画のテーマなんて分かりっこありませんが、またいつかわかってくれればいいとわが子を見つめました。

2008.10.20

続けるということ

 日中は少し汗ばむぐらいの陽気が残るものの、朝晩の肌寒さがとても心地よい季節になってきました。あんなに暑かった夏が信じられないくらいです。季節の変わり目、体調には十分注意したいものです。
 今年の夏から始めた早朝出勤ですが、今も一応続けています。「一応」というのは、仕事や不摂生などいろいろな理由で睡眠不足の日は無理せず、8:00出勤などにしているからです。友人達には、冬になっても続けられれば本物だと半ばからかわれていますが、必ずや続けてみたいと思います。私は、何かを続けることに価値を見いだす人間です。8年連続200本安打を放った日本人大リーガーは、およそ平均的な日本人が持ち合わせている奥ゆかしさがないため、個人的にはどうしても好きになれません。それならば、黙して語らず、それでいてノーヒットノーランを2回も達成し、チームメイトのおかげだと言い切る、投手として初の日本人大リーガーのほうが個人的には好きです。しかし、そんな個人的な好き嫌いを無意味なものにするぐらい、8年連続200本安打はすごい。なぜならば、誰にも真似できないからです。何を言おうと、その記録の前ではひがみにしかなりません。それほどに、何かを続けるということは難しいものなのです。
 継続は力なりといいます。何かを続けることを通してしか見えてこないものがあります。自分の弱さ、醜さ、まわりの人の温かさ、自分と同じ人がこんなにもいるんだという驚き。そこには色々な発見があります。したりしなかったりというのが一番いけません。何かを続けることまわりの迷惑にならない限り、これからもこだわってみたいと思います。

2008.08.11

早朝出勤

 来る日も来る日も暑い日が続いています。しかも、年々暑くなってきています。誰もが思っていることでしょう。明らかにこの暑さは異常です。暑さ寒さも彼岸までとは言いますし、あと一か月ぐらいのことでしょうが、まだまだ先のことのように思われます。今年は本当に秋の来るのが待ち遠しい限りです。
 あまりの暑さのために、今年の夏、私の日ごろの生活で今までと変わったことがあります。その一つは、クールビスです。クールビズと地球温暖化防止は直接関係がありません。そうではなくて、暑さに耐えかねました。私たちの業界は、業種的にどちらかというとクールビズに乗っかりにくいという固定概念がありました。しかしここ1、2年でそうでもなくなってきたように思います。今年は、お客様のところへお伺いするときもノーネクタイで失礼していることが多くなりました。
 もう一つは、早起きです。事務所におおむね7:00出勤をしています。朝早いほうが涼しく、仕事がはかどるからではありません。暑苦しい中で起き、暑苦しい中で準備をし、さらに暑苦しい満員電車で出勤するのが大変だからです。きっかけは、本屋でふと見つけて買い、一日で読んだ一冊の本でした。私は根っからの夜型人間です。朝より夜のほうが仕事がはかどるタイプです。どれほどのどんな効果があるのか、始めたころは疑問でした。決して仕事がはかどることもありませんでした。しかし、リズムが出来れば、早起きは決して難しいことでもなく、いろんな面で良い効果があることも実感しています。夏だけではなく、ずっと続けてみようと思っています。
 食わず嫌いという言葉があります。先入観で物事を見るのではなく、最終的な判断は自分で実際に行なって確かめる必要があります。あれこれと理由をつけて試してみないことは、大損です。まず行なってみることが大事です。この夏もまた一つ、何かをつかんだ気がしています。

2008.06.02

イメージ

 徐々に気温が上がってきており、ものすごく暑い日もあれば涼しい日もあり、しかし確実に夏に向かっている気配を感じます。これからまだ梅雨も控えており、過ごしにくい日が始まりそうです。
 話は変わりますが、最近よく「太りましたね」と言われます。決して痩せたことはないので、間違ってはいないのですが、私自身が思っている以上に太っているように見えるようです。確かに自分でも感じています。いわゆる中年世代になり、正に中年太りの始まりです。20代の頃は、中年になって太ることがないようにと日々筋トレに励んだものでしたが、今やその決意もどこへやら。少し体を絞らなければと思っております。
 誰しも、自分自身に対するイメージがあり、人がその人に対して持つ感想があります。その二つがぴたっと一致することもあるでしょうが、大抵は異なるものでしょう。言動一つにしても同じことが言えます。こちらの意図が思う通りに相手に伝わるように、日々心掛けることがとても大切なのでしょう。

2008.03.17

受験

 3月に入り、さすがに春の陽気が感じられる日が増えてきました。とても雪が多かった印象を残した今年の冬も、やっと過ぎ去ったように感じられます。久しぶりの大雪に、子供の頃を懐かしく思い出していました。
 この厳しかった冬、今年もたくさんの方が受験を経験されたことと思います。受験する本人もさることながら、家族の期待と不安も計り知れないものがあったことでしょう。そんなことを考えていると、自然と自分自身の受験のことを思い出しました。私の人生の中で、大きな受験といえば、高校入試、大学入試、司法書士試験の3つでした。ひたすら勉強して臨んだ高校入試は、合格もあり不合格もあり、結局地元の公立高校に進みました。続く大学受験、すごい気迫で勉強するまわりの友達をよそに不真面目だった私は、箸にも棒にもかからないと言われながら、なんとか1校だけ合格することができました。最後の司法書士試験、まさに人生をかけるぐらいの意気込みで臨んだ試験でした。決めたことは徹底的にしないと気がすまない私は、猛烈に勉強して無事に合格することができました。
 今から思えば、すべての場面で家族や友人に支えられて乗り越えてきた試験人生だったと思います。日ごろの仕事も、ある意味1つ1つ試験なのかもしれません。仕事ですから、さすがに不合格ということがあってはいけません。ただの合格ではなく、らくらく合格と言える内容で業務をこなしていかなければなりません。それを繰り返すことによって、お客様の信頼を獲得していけるのでしょう。準備段階でも現場でも、気を引き締めてがんばっていこうと、決意を新たにしました。

2008.01.04

スタートをきる

 あけましておめでとうございます。年末年始の冷え込みは、体の芯まで冷え込むような、まさに冬という寒さでした。初雪がちらついたところも多かったのではないでしょうか。積もるほどの雪が降った子供の頃がなつかしく思われます。
 今年もまとまった休みをいただいて、ゆっくりとさせていただきました。とはいうものの、あちこちに出かけ、家にいた時間はそんなに多くありませんでした。私が子供の頃は、正月3日間は家を出ることを許されず、ずっと家の中で過ごしていた記憶があります。近所の友達と遊びたくてうずうずしていたことを思い出します。田舎だったこともあるのでしょうが、「戸を開けると福が逃げていく」と言われていました。今年の正月に実家に帰った時にそのことを両親に話すと、二人とも「そんなことは言った覚えはない」とのこと。一体何だったのでしょうか?私を外へ遊びに行かせないための方便だったのかも知れません。ともかく、それほど昔の正月は厳かな気分で過ごしたように思います。近所が静まりかえる3日間。今となっては、いい思い出です。
 行く年、来る年。12月31日が終わり1月1日という新しい一日が始まっただけのことです。物理的には、他の日と何ら変わることはありませんが、そこにはやはり何か思うものがあります。1月1日になったからといって、今までの過去がすべてなかったことになるわけではありませんし、今まで積み重ねてきたことがゼロになる訳でもありません。しかしながら、また新しいスタートを切るという気持ちで一年を迎える。そのことの意味はとても大きいと思います。今胸の中のにあるいくつかの決意をすべて、きっと成し遂げてみたいと思います。

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